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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

202312312023.12.31

あれもこれも今年だったなと、思い返せば盛り沢山な1年でした。

12月後半は、今年ほぼ静かだった翻訳のお仕事が立て込んだのもあって、目の前のこととnoteの記事を公開するのが精一杯でした(書き溜めていた記事も少なくなってきた。困ったな〜)。

あれもこれも記録してシェアするのも楽しいけど、どんどん流れていく日々のなかで、載せきれないぐらい毎日きらきらと溢れているなあと、流れてこないみんなの日常にも思いを馳せることができました。映画「アフター・ヤン」でみた、天の川みたいな記憶の宇宙を思い出したり。なんらかの形で日々のあれやこれやを残したいは思うものの、残すことに気を取られすぎずに目の前の世界をじっくり味わう方法を…。。

今年も折に触れて「当たり前の日々」のすごさ・儚さを確認させてもらいました。人生は短いようで長いし、長いようで短い。気づきも多かった年。一瞬一瞬噛み締めつつ、でも軽やかに来年も参りたいと思います。
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ここ何年もスケジュール帳はノートに日付を手書き。年末の写経モーメントです。2022年末に行った和井内さんの展示でゲットした「IN-N-OUT」のサイン。この時に持っていた想いが形を成した1年でもありました。もう10年以上前になるかもしれない、羅久井ハナさんに作ってもらった名前のハンコ。あんまり捺す機会がなかったのだけど、改めてかわいいなと思ったので、使っていきたい2024。

(おまけ)最近Netflixで見て良かった記録
・「終わらない週末(Leave the World Behind)」
Mr. RobotやHomecomingの監督が制作していて、独特の終末/ディストピア感。何かが起こっているけど何が起こっているかわからない怖さ。こんなふうに人をパニックに陥れたり、国を崩壊させたりすることができるのか、気をつけよう…と思うけど、世間が流されていく中で心を鎮めて安心の中にいられるのか自信はないです。。

・「マエストロ」
期待を背負った優等生感があったので、どうかな〜と思っていたけど、見始めたら見続けてしまったので、それが全て。レオナルド・バーンスタインという優れた音楽家を描いているものの、万人に通ずる響き方をするのではと思いました。愛とは。

・「リッキー・ジャーヴェイスのこれじゃ世も末(Armageddon)」
差別とコメディのギリギリのところ。「これに目くじら立てるのにこれはええんかい」という矛盾もついてくるし、「人間ってね!」という視点で見られます。なんだかんだで今年一番笑かされたコメディーショーな気がします。そんなこと言うたらあかん、と笑ってしまう、の境目を感じさせられました。コメディの存在意義。

・「トレバー・ノアのどこまで話したっけ?(Where was I?)」
国境や人種やジェンダーというボーダーを超えて、あっちの真面目やプライドはこっちから見たら可笑しい、を見せてくれたような。どこか優しさがある感じがするのも彼のコメディかな。笑かせながら「これって変よね?」に気づかせてくれる。

・「デイビッド・ブレント ライフ・オン・ザ・ロード」
イギリス版の「The Office」はほぼ見てないのだけど、リッキー・ジャーヴェイスのコメディが良かった流れで。痛々しさ山盛りの中にある優しさが温かい…デイビッドみたいな人ってほんま見ててつらい〜〜ってなるけど、彼にも周りの人にも見習いたいところが出てくるのよね。みんなあかんところもいっぱいあって、許しあいながら生きていけると良い。

Can’t Keep Up2023.09.07

自分自身の見直しでゆっさゆっさしていて、全くまとまって書くことができませんでした、追っつかないぜ〜!というのがタイトルの理由です。 note上に開いたhomeroom の記事を書く時間が増えたから、というのもある。

えええい!とちゃぶ台をひっくり返したくなったり、「や、待って…!良いところもあるのに全部ひっくり返すの?」となったりしながら、自分のクセや大事なことを砂金採りみたいに見つけています。眼前で起こること全てが何かしら教えてくれるので、情報量が多すぎて大変です。でも、ひとつ見逃してもまた現れると思えば、ありがたい。結果何であれ選んだものが正解なのは分かっていますが。

同じところをぐるぐる回っているようで、少しずつ登っているのよ!とSさんが、英語学習と同じやろ、と仄めかして教えてくれました。

最近のキーワードは「探求」「考察」。最初に投げかけられたときは、いっぱいいっぱいで拒否反応すら覚えたけれど、向き合えそうな気がしてきました。

今日はレッスンでTちゃんと Things that I can’t/don’t want to give up について話しました。自分の答えは割とクリアに1つで、ちょっとびっくり。それ以外はもうここにあるか、give upしてもまあいいか、というものかあ、という気づきにも。それも今現在の話だから、また変わるかもしれないけど。話しながら、最近の彼女の課題である関係代名詞を使えそうな文が出てきて「ほら、ここで使うんよ」となるので相乗して良い。テキストでやったはいいけど、自分との距離が縮まらないまま終わってしまうのが、「できない」の根本にあるものの一つだろうなと思うので。

断片的な日記ですが、記録まで。

ESSHR2023.07.19

ESSのホームルームなるものを作ろうとしています。

はじめは、レッスンを受けてくれている人にはレッスン以外で英語に触れる時間を、レッスン受けるとか自分のスタイルじゃないなーみたいな人にも一歩手前の何かとして、と思って作り始めたのですが、蓋を開けてみると「わたしが好きな英語と日本語の世界」みたいな感じになってきています。

もちろん、方々のレッスンから出てきたフレーズや面白いね〜となったものを全体にシェアしたり、英語を使ってもらえそうな呼びかけをしたり、質問を受け付けてみたりもするのですが、

なんとなく耳に残ったり、いいなあ…と感じたり、口に出したいと思ったりする言葉とその背景や、英語(日本語)のおもしろいよねえ〜ということや、旅(直近でいうとロンドン)から拾ってきた物事を文章にして書き溜めていて、

いわゆる「喋れるようになるためのウンタラカンタラ」とか「使えるフレーズ!」みたいなのから離れた(そういうのはわたしが「つまらない…」となってしまう)、英語や日本語のことで、わたし自身の視点だったり、感じたことだったりを並べて、わたしが「居場所」として定めている Somewhere between English and Japaneseを表現している様相です。

レッスンだと、相手に必要なことはなんだろうか、と考えたり、相手の話を聞き出すことに比重を置きがち(とはいえ、興味の対象が似ていたりするので、楽しい)だけど、HRは自分発信な場。個人店のような感じだと思っています。書き進める中で感じたのは、これが読み手に寄せた「役にたつもの」を意識すると続かないなということと、誰も読んでくれなくても書き続けられるものにしようということ。書きたいことは湧いてくるし、書いていて楽しいので、ああこういうことやりたかったんかな〜とも。

とはいえ、正直にいうと収入の柱の一つにしたいので「英語や英語圏のことに興味ある人!毎月コーヒー一杯分ぐらい学びにコミットしたらどう!」という気持ちでもありますが、、あるいは「こういうの書き続けたいから楽しんでくれてるなら応援してください〜」かな。

使おうとしているプラットフォームが掲示板の機能もあるので、一方的な「記事を読む」じゃなくて、ESSとは…で説明しているように「マイペースに英語を学ぶ人が集まる場所」として機能させていきたいです。

そもそもESSができる前、英語のワークショップやりましょう、とお話していた段階では、「英語を学びたい人たちが集まって、各々やりたいこと(読む・書く・聴く)をやる時間で、聞きたいことがあればセンセ(わたし)がいる」というイメージだったので、そっちに近づいているような気もします。

LDN – Thoughts and Things 22023.06.07

夕方になると、どこからともなく(多分どこかのお店)音楽がズンドコ聞こえてきたり、夜にはKadがまあまあな音量でテレビをつけていたりして、多分日本だったら気になって仕方がないのだけど、割と平気だったのはどうしてかしら。

理由の一つとして、(私にとっては)言語の中でも英語の耳ごこちが良いこと。割と理解できるからと言うのもあるかもしれないけど、同じようにテレビや話し声やお店の隣の席などからoverhearしてしまうとき、日本語は確実に耳障りなのです。全くわからない言語や少しはわかるイタリア語と比べても、英語が一番気にならない。なにゆえ。

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ここからは帰国後3日目。

買って帰ってきたものを見たり、味わったり、シェアしたりするのが楽しい日々。先日、ジェーン・スーさんの記事で「これから2年間どこかに住めるとしたら?」という質問が目に飛び込んできて、「ロンドン〜」と思ったのでした。長い目で何かいい形を考えたいです。まずは、noteでESS部の場所作りと、ロンドンで買ってきたものを紹介するための写真を撮ることを少しずつ始めよう。。旅のことを話すレッスンでも話さないレッスンでも、なんとなくやる気と元気が増しているので良いこと。

LDN – Thoughts and Things2023.06.04

ロンドンで思ったことなど、忘れないうちに思い出したことから。

Stoke Newingtonのお店 Search & Rescue で、なんだかオシャレな、若くはなさそうだけどカジュアル/ポップな出立ちのおじさん?お兄さん?に「Nice Air Forces.」と褒められた。ナイキのAir Forceの(確か)ABC Mart限定カラーのやつなのだけど、靴底とサイドのナイキマークが紺色で気に入っているので嬉しかった。

ハリーもそうだけど、ロンドンで芸能人とすれ違っても結構紛れてわからないんじゃないかしら、と思う。

nookの日本人の店員さんに「ずっとこちらに住んではるんですか」と聞いた時「帰りそびれちゃいました」と言っていたのが印象に残っている。ポートランドでひさえさんにお会いした時も「この街に恋に落ちてしまって」と言っていて、なんというか、「なんかそういう流れで…」という身を任せた感があったのでした。

今回行ってみて、やっぱりあの景色の中に暮らせるのっていいなあとは思う。色々と雑だったり不便だったり(水回りの修理とか遅そう)、汚かったり臭かったりするところもあるし、きょうこさんが言っていたように病院になかなか行けなかったりだとか、そう言う行き届かなさとかはめんどくさそうだなあと思うけど、古いけど中身はキレイ、みたいなお家に住んで天気のいい日には歩いていける公園で寝転がったりして小ぢんまり暮らす気持ちよさのようなものを少し感じました。

日本であるような、お店の人と顔見知りになって、と言うことが今回少しできて良かったな。そう言う人が何人かいると格段に楽しくなる。とはいえ、基本的にお家や一人の時間が好きなので、それはどの国にいても変わらない気がする。そうなると窓から眺める景色とかお庭とかって大事だな。

とはいえ、インカムがないと暮らせないし、ずっと暮らしたいのかと言われると、日本も当たり前すぎるけどめちゃくちゃいいところがあるような気がするし、せっかく日本に生まれたしなーと思うし。もうちょっと定期的に行き来できるといいのかな、移動が辛いけど(涙
3年とか5年とか期間限定で行くとしっかり暮らした感もあって良いだろうね。
日本も緑がもっとおおらかに街に溢れてほしいな〜〜 なんかこう、地域の公園とかも小ぢんまりおさまってるところに国民性が現れている気がする。あとはやっぱり面積に対して人が多すぎる(偏ってる?)。

今急にどうこう、と言う話ではなくて、どうしたいのかな?とか何が大事なのかな?と言うところを自覚する期間なのかなと思います。

今これを書いているのは、トランジットのシンガポールなので、また日本での生活に戻ったら思うところもあるだろうと思います。いつの間にか捻ってしまった首の筋が痛い。

LDN Day 62023.06.04

気になっていたカフェは多くがパンやペイストリーに力を入れているお店が多くて(流行りなのかな)、前回みたいに気になった店に行けば大概キャロットケーキ(もしくはレッドベルベッドケーキ、あるいはギネスケーキ)がある、とはいかず、気づけばこの度で一度もそれらを食べていないのでした。

前日から色々調べるものの、ピンとくる場所がなく、ダメもとで歩いて30分ほどのE5 Bakehouseへ。やはり朝からキャロットケーキはなく、Cinammon Bun比べをすることに。昨日の方が好みだったけど、こういうシロップ感たっぷりのが欲しい時もあるよね〜と言う感じ。Broadway Marketの方まで散歩して、Violet Cakesに再トライ。やっぱりキャロットケーキはなかったけど、気になっていたチョコレートカップケーキがあったのと、ミニミニサイズのバナナマフィンがあったので購入。ここのFOHのスタッフさんたちはかなりチル(だけど接客はちゃんとしてくれる)な印象で良い。

Estersで売っていたHasbeanと言うロースタリーのコーヒー豆、やっぱり欲しい(名前とジャケ買い)と目指す。すぐ近くのnookの日本人スタッフの方も居たら会いたいなと。40分ぐらいかかるけど、時間はあるし、歩くのが楽しい街なので歩くことに。ロンドンは、首都であって大都会なのだけど、ビルが多くて都会的なエリアは一部で(しかもそれでも少し歩けば大きな木がある)、築何年かわからない煉瓦造りの建物と、大きく揺れる緑で溢れていていいなあと思う。日本と同じで、建物や家同士の間隔は狭いのだけど、日本家屋と近代的なお家などがごちゃ混ぜなのとは違って、風情がありますのよね…

2日前にはあんなにあったコーヒー豆が見当たらないので、お兄さんに聞くと「そこにブレンドがあるのと、あとは明日色々入るよ」と言われる。「そこにあるブレンド」はジャケ買いしたかった袋ではなく、クラフトの袋に手書きの出立ちであった。taste noteはいい感じだったので買う。nookのお姉さんもおらず、また会う日まで〜…の気持ちで最後のスーパーマーケットショッピングへ。

個人的にはAngel界隈が割と大きめなWaitroseもSaintsburyもM&Sもあって、中心部ならここが良い気がします。オサレ注目ベーカリーの一つJoleneもあって、ピンと来たソーセージロール(とサワードウのカンパーニュ)を買ってそばの公園で食べる。そういえば数日前にプレタマンジェでサンドイッチを食べてから肉気を口にしていなかったような。また歩いて一旦部屋に荷物を置きに行くことに。途中で見かけたPOPHAMの別店舗も公園の前で良さそうだったなー。

2日前に行ったLeila’s Shopの青年の喋り方がHarryに似ていたのでもっかい聞きたかったのと、グースベリーのジャムがやっぱり気になったので、再訪。青年は今日はおらず、ここでもその日その時のタイミングを実感。上述したキャロットケーキ類をどうしても食べておきたくて、ショーウインドーに並んでいたカフェKahailaへ。あ〜こういう系のケーキもっと食べたかったナー。ゆっくり公園へ立ち寄るなどしながら、帰路。街中にふらっと芝生の上やベンチに座れる場所があるのが本当にいいなあと思う。

LDN Day 52023.06.03

どこの国にっても良いコーヒーロースタリーは行っておきたい。コーヒー豆自体は、日本でもイギリスでも生産国から買っているのだからとは思うものの、試してみたいんでしょうね。

この日朝から行ったRosslyn Coffeeはビジネス街にあって、お客さんが本当にひっきりなしに来ていました。スタンディングのカウンターのみですが店内でも飲めます。店員さんも殺気立っていなくてフレンドリーで、丁寧に答えてくれる。3つの違うベーカリーから卸してもらっているというパン、Cinnamon Bunが美味しかったー

Daunt Booksで気になる本がいくつか。でもまだこれから1日中歩くのに、とひとまず出る。Barbicanを通って、Waitroseに。スーパーは店舗によって品数が違うので、色々行ってしまう。郊外の大きい店舗に行くのが一番いいんだろうけどね〜。生理が数日早く始まってしまったので、生理用品を物色。安いのか高いのかわからないので、Bootsにも行ってみたけどこっちの方が高かった。結局昼からいったSaintsburyで買う。でも日本の方が安い気がする。女子は生理があるというだけで、かなりお金がかかるということは最近よく言われるけど、こっちでも補助とかないんだろうか。めんどくささも、手間も不安もついてくるけど、割と長いこと「そういうもの」として受け流してきたなー。受け流せることも大事なんだけど。

Hackney Essentialsへ立ち寄って(この辺りも可愛い。次に来たらもうちょっとぶらぶらしたいな)、Towpathでお昼。グリルドチーズサンドにジャム、面白いし美味しかったけど、塩気。野菜が欲しい。誰かと来て分けたい。川沿いのオープンエリアでとても人気。滞在先から徒歩3分、っていいとこに住んでるなー(荷物を置きに一旦帰る)。

Dalston JunctionにThe Dusty Knuckle Bakeryという気になるパン屋さん、近くに割と大きめのSaintsbury’sもあるので土産物を一気に片付けることに。行ってみて「ここ来たことあるわ」となる。そして同じショッピングセンターにあるはずなのにパン屋さんが見つからない…これもデジャブだ。10年前も来ていたようです。パンはもうちょっといいかも…となっていたので諦める。

ここから、さあどうしたい私!の時間。なんというか、今回コーヒー+キャロットケーキorベルベットケーキorギネスケーキというのができていなくて、一番近かったのがHoly Shot。ああいうの他に(できれば新しいところで、チェーン店ではなく!)開拓したい、できれば街中で人が眺められる場所で!今朝迷った本もどうしようかな、、!

まだ14時だったので、まず本を買いにDaunt Booksに戻る。30£だけ持っていた現金のうち20£札が残っていて、Oystar Cardのtopupに使おうとしたのだけどピン札すぎるからかrejectされてしまったので、どうしても使いたい。しかし欲しい本を買うと20.98£.…!!ダメもとでお姉さんに出た分だけカードで払っていいか聞いてみると、Sure.とのこと。噂には聞いていたけど、本当に現金を使わない。なんならカードも出さずにケータイで非接触ペイである(だからどんどこ使ってしまう)。Card Onlyのお店も少なくない。そう思うと日本って随分アナログ…家主のKadに言うと「ええ!日本意外〜」と言っていた。そうだよねー。

またスーパーでフルーツジュースでも良かったのだけど、お店で座りたい…!良い感じのコーヒーを…!と結局10年前も行ったKaffaineに。通りを眺められるカウンター席にも座れたし、アイスラテ(oat milk)が沁みました。インスタでHarryが数日前にロンドンで目撃されているのを知って、ヤマをはってみたくなるけど、ケータイの電池の残量が少ないM&Sがすぐそばにあったので、サラダとカットフルーツを買って帰る(結局フルーツだけ食べた)。

ここ数日昼から晴れてくるし、21時ごろまで明るいから勿体無いような気もするけど、7時半とかから動いていると17時には家に帰りたくなる。次の日の作戦を練りたいし、こっちでしか見られないNetflixのドラマを見ながらunwindするのも幸せなのだ。

LDN Day 42023.06.02

昨日は思いがけず人とよく話せる日だった。nookの日本人の店員さん、magmaの方、bookartbookshopのキアーラさん、holy shot coffeeのannieさん、leila’s shopの青年。

西淑さんから「magmaというロンドンのお店からご連絡をいただいたのですが」とメールをもらったのが5,6年前。2013年にロンドンをうろうろしていた時に訪れた好きな本屋さんのひとつだったので、おお、と思って主にメールの和訳をお手伝いしたのでした。その後、プロダクトがどうなったかまで聞くことはなく、今回訪れた時も「あれどうなったんかな〜」と思いながらでした。Ways of Turning Your Sensesというカードを見た時、最初は淑さんのイラストとパッと気づかず、いいな〜このカード、レッスンで使えるかな、と思って見ておりました。それがあのプロジェクトの成果物だと気づいた時は「わ〜!」となって、半分勢いでお店の方に話しかけたのでした。

お店におられた男性は、プロジェクトの担当の方ではなかったけど、とっても喜んでくださって「とても売れてるんですよ」と教えてくれました。ええい、と自分のzineも「記念に寄付させてください」と渡す。本店に居るこの人に言ったら取り扱ってくれるかも、と言ってくれたけど、その場で渡せただけで満足だったので、「僕が預かっておいてもいいし」と言ってくれたのに甘えてひとまずお渡ししておく。

半ば諦めてたけど、いい流れでミニプロジェクト達成できて良かったなー。そのまま気分良い流れで、bookartbookshopでも、holy shotでも、会話ができました。“余計な”おしゃべりはなかなかしずらい、と昨日書いたけど、きっかけと、後自分が余計なおしゃべりさんになることで、会話は割と生まれる。話せない時って話さない・話したくない時なのよね。それはそれでよいですし。

LDN Day 2-32023.05.31

カフェ、本屋、スーパー、日用品店をうろうろする。合間に木々やお花に見とれる。甘いパンやケーキが美味しく食べられるのは1日一つだな、とか、気になる本はあるけど読みたい本はなかなかないな、とか10年経つと地味に素地が変わっているようです。前は朝と夜を宿で食べて、昼にサンドイッチ食べて、コーヒーとケーキ食べて…ってしてた気がするけど、記憶違いかな、、?ここまでで美味しい!となったのはM&Sのコールドプレスジュースと、The De Beauvoir Deliのフェタチーズや赤キャベツのサラダ。ギャラリーや美術館も10年前は異様に行っていた気がする。1ヶ月も居てたのだから、今回と持ち時間が違うしね、とも思うけど、興味や優先することも変わったのだろう。朝7時台に出て行動するので、夕方には帰ってゆっくりしてしまう。

人は総じて親切で良い人が多い。たまに愛想がない人はいるけど、それは日本だって同じだ。わたしもまだまだ声が小せえな、と思うこともある。英語はまあ問題はないけど、完璧でもない。やっぱり日本語より集中力がいる。定型ならそれなりに自然なやりとりはできるけど、”余計な”お喋りはあまりしない。まあそれは日本でも知り合いじゃない限りそんなにしないかー、とも思う。

お土産も悩ましい。「あ、これはこの人にあげよう」と思いつけばいいのだけど、会う人みんなにちょっとずつ旅のかけらを、と思うと難しい。個包装のものがそもそも少ないし、自分が食べて美味しいと思ったものじゃないのをあげるのもどうかと思うし。円換算してしまうのもね…常にお土産のことを考えてるのもどうかと思うけど、やっぱりちょっと分かち合うものがあるとうれしいもんねー。アンテナ張りつつ、ピンときたものを手に取っていきます。

Speaking of sharing. SNSは、行ったところとか情報のシェアというより、感じたことなどを忘れないうちにアウトプットできるのがいいよなーと感じています。誰に話しかけているのではないというのもちょうど良かったり。見たい人が見て反応してくれたら良い。

ちょっと曇りがちになってきた、4日目の朝。午後からは晴れるらしいので期待。

LDN Day 12023.05.30

Day 1 (28 May)

前日9時に寝たので5時には起きる。日曜日なのでオープン時間が遅いお店が多く、困る。奈良のmoi tastaでバリスタをしている方が、数年前までワーホリでロンドンのカフェで働いていたと聞いていて、そのお店 Chairs & Coffeeに行く。駅の近くまで行って財布を忘れたことに気づいたのでまた10分ほど歩いて戻る。くそーと思うけどここで気づいてて良かった。8時開店らしいけど、8時半過ぎに着いたものの準備中の様相…一旦通り過ぎて、戻る。とりあえずドアが開いて電気がついていたので、「もうすぐ開きます?」と聞くと中東系と思しきお店の方が「あ、開いてますよ〜」とにこやかに宣う。最後に食べたのが前日19時ぐらいのフルーツだったので、せっかくイギリスに来て最初の食事ですし、とFull English Breakfastとカプチーノにする(moiの子が「オーナーがイタリア出身でそこでカプチーノを教えてもらった」言うていたので)。スタッフ入れ替わり激しいからな〜と聞いていたものの、「日本の友達が3年前ぐらいまでここで働いてたんですけど、知ってますか?」と言うてみる。やはり「僕最近入ったばっかりで…」と言われる。「でもコーヒーはずっと同じのだからね!」とのこと。美味しかったです。途中でアジア系の女の子がシフトに入る。奥からも中東系の女性のスタッフ。徐々にお客さんも増えて、結構賑わっていました(国外の人が多かったような)。さすがにフルブレックファーストは食べきれず、、「お腹いっぱいで…でも美味しかったです!」と伝えると「多いよね〜!」と言うてくれて申し訳ないやらありがたいやら。

腹ごなし。最初はRichmond Parkへ行こうかと思っていたけど、街に出たかったのでTate Modernに行くことに。
企画展はチケットが要るものの、コレクション展が無料というのは素晴らしいと実感。あれだけの作品にみんながいつでも触れられるのも、あの空間でゆっくり時間を過ごせるだけでも人々の心に良いことだよ。

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2日開くと記憶が薄れてきて、筆が重い3日目の朝。。1日目の出来事もまだやっとお昼なのに、、笑

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道すがらM&Sでパイナップルとスイカとアロエベラのジュースを買う。風がちょっと強いけど、カラッと晴れて街のそこらじゅうで巨木がさわさわ揺れて気持ちが良い。

コヴェントガーデンにあるarome bakeryへ。人気店。並んでいる。カプチーノ・クロワッサンとアイス・アメリカーノが沁みました。(胃袋的に)今日食べられるのか?と思いつつもせっかく近くにいるし…とSt. Johnのドーナツを買う。その後も歩きまくって足が限界になったので、帰宅。結論から言うと、最高にはおいしく頂けず悲しみ。この日一番「おいしー」と思ったのはフレッシュジュースだったのですよね…

時間はまだたっぷりあるけど、行きたいお店と胃袋の許容範囲を考えると足りない…甘いもの好きだけど、やっぱり3食はつらい(昨日近所のデリで買ったフェタ・チーズのサラダがめっちゃ美味しかった)のだねと身にしみたり。美味しく食べられるように計画を練ります…

あ、あとあちこちで「同じ匂いがする…」と思うのだけど多分シャンプー。流行ってる香りなのかしら(私は好みじゃない)。

LDN Day0-12023.05.29

毎日少しでも、と思うのに、出来事の情報量が多すぎて書き始められず、月曜日の朝。今日はバンクホリデーで祝日の模様です。

SIMがアクティベートできない、クレジットカード使えない?!とか、トイレが流れない!とか小さいアクシデントはあるものの(全て解決しました…)、体調もそれなりに良く、ありがたい。日が長くて4時ごろには薄明るくなるのもあってか、体もサマータイムで4時代に目がさめる。

Day 0 (27 May)
シンガポールからロンドンへの機内食。「Scrambled Egg or Carrot Cake?」と聞こえたのでキャロットケーキ、というと「海老入ってますけど大丈夫ですか?」と言われる。これは絶対 carrot cakeではないな、と思うものの、めんどくさいのと試してみるかという気持ちで「大丈夫です」と言う。結果、甘辛いシーフード炒めみたいなやつ(私には辛すぎる)。隣のニュージーランド人夫婦の旦那さんが「ヨーグルトいらんか?」と話しかけてくれた時に恥をかき捨てて「CAさんこれ何て言ってたかわからんかったです、」と言うたら「僕もだよ… キャロットケーキて聞こえたんやけど」と言っていてめちゃくちゃ安心する。

ステイ先はAirBnBで予約した、Haggarstonのマンション。エリアに同じような建物がいくつかあるので、URみたいなのかもしれない。一昔前は物騒エリアだったのが洒落た店が増えてきた、と言う界隈と思われる。アーティストの家主はお部屋をキレイに改装していて、センスの良い家具や置き物や絵が飾ってあって、明るくて良い。「何年か前に日本に行こうとして色々予約までしたのにコロナでさ〜!」とか、「友達に今日から日本の子が来るねん、って言ったらイギリスでプレーしてるサッカー選手知ってるか聞いといて、って言われたわ(三苫選手だった)。それまずサッカー好きか?やし国外でプレーしてる人とかわかる?って話よね」とか、「今冷蔵庫何もないのんよ…あ、洋梨いる?ずっとほったらかしのオレンジもあるわ!」とか色々気さくなので話しやすく、旅の疲れも緊張もほぐれる。飼い犬(トイプー)のMargoちゃんも人懐こくて可愛い。土足と裸足の境目が曖昧だったり、ユニットバスはやっぱり狭いな…となったり、コンディショナーの匂いだったり小さく気になるところはあるけど、総じて旅の楽しみです。

やっぱり眠くて9時には泥のように寝る。どこでも寝られるたちではないので、よかった。

(1日目まで書いてしまおうと思ったのに、やっぱり長くなるので次に送ります…)

Slight Shift2023.05.23

I finally feel excited about my trip to London. Until yesterday, I was like, “Why am I going to London?” ここ何週間かは、ロンドンに行くぞと決めた時のワクワク感はどこへ行ったのやら、特にここ数日は日々がこんなに幸せなのに私いったい何のためにに行くのかしら…となっていました。

久々の海外旅行で不安になっていたのに加え、AirBnBのホストからメッセージの返信がないことで輪をかけて不安になっていたのですが、さちこさんやちささんも「旅行とかイベントの前って、なんでやろうと思ったんやろうとか、中止になったらいい、とか思うよね、行ったらめっちゃ楽しいんやけど」と言うていて安心したのと、ホストにも「返事もらえたらありがてえです、」とメッセージしたらすぐに親切な返事をくださったので(busy weekend!だったそう)安心して、俄然楽しみになってきました…

そういう感じでここのところは「安心ってなんて大切なんだと感じる週間」みたいになっています、、こちらが素直に思いや状況を伝えたり、というステップが安心の前にはあったなあ、とも思います。そのためには自分が自分の気持ちをちゃんと感じて分かって、言葉にできるのって大事やなあとも。そしてそれがまあまあ(話題にもよるけど)勇気がいるので、open-upした時に、受け止めてくれる人たちがいるありがたさも。「なんか自分ばかりが要望や気持ちを伝えている気がする!なんで私が先陣ばかり切らねばならんのか!」と憤慨したりしてもいたのですが、気持ちと言葉を繋げる練習のためかもしれません。

仕事についても、いろいろな不安からいっそのこと…!と思ったりもしましたが、実際にレッスンやカフェでの仕事での楽しさや充実、特異さを感じるので安易に決断するのはなんだか違う。この機会に「正直しんどい」部分は手放して、伸ばしやすい部分を伸ばしていけたらと思います。こんなんでええんやろうか…という気持ちもなぜか少し薄まってきたので、こののびのびやれそうな流れに乗って、自分のやり方とか特徴とかスタンスを再確認していくぞという気持ちです。

Practice of being honest to yourself2023.05.05

「人に合わせてる」というのは小学生の時から言われていて、前のブログのどこかにも書いた気がするけど、卒業の時ランドセルへの寄せ書きで担任の先生が「しんどくなったら帰っておいで」って書いてくれていて、私しんどそうに見えるんかなあって思った記憶があります。色々あるなりに本人は充実して楽しんでたのですけど、まあ「トーンを合わせる」のは昔から得意だったかもしれません。

その後ずいぶん好き勝手に生きているとは思うのですが、相手も自分も満たされる、というエネルギーの循環が(特に仕事で)うまくいってないところがある様子です。相手が満たされることは考えてたけど、自分が満たされているかはそんなに気にしてなかった、というか相手に合わせることが仕事だと思っていた気がしますよ…自分の能力が役に立っているようだし、ありがたいよね、で終わっているというか。

というのも、ゆきんこさんのルートリーディングに1年ぶりぐらいに行って、自分はちょっとメンテナンス♪ぐらいの気分だったのですが、またもや心と頭の不一致が発覚、足を見てもかなり消耗していたようで、子供のことがちゃんと見えてない親みたいな気持ちで大変落ち込んだのでした…諸々概ね良好、と思っていたのですが、言葉が投げかけられれば投げかけられるほど、涙が出そうになっていたのが答えであります。(でも「何が」かを言葉にできない)

考えすぎるきらいは自分でもわかっていて、むしろ考えることで気持ちの落とし所を探るところがあるのですが、思考で抑える癖はちょっとやめる練習をしたい。牡牛座で水星が逆行していますから(そして私のn水星も牡牛座なので)、練習にはいい時期なんじゃないか?と勝手に思うわけです。

これも英語と同じでしょうか。日々意識を向けたり触れたりすることで、自分心の動きを封印しないスキルを身につけるのです🙏✨

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心動かしてこ、動いたことに反応するぞ、と翌日公園で散歩したりGuardians of the Galaxy vol.3を見に行ったり

Sense of Time2023.04.25

2012年〜2016年の5月ぐらいまでは、別のところにブログを書いていました。まだあるかな…と思ってみたら(勝手に消えたりするのか)、ありました。

遠いとお〜い昔のような気がするけど、2016年ってまだ7年前か。さすがに2012年になると「おお、11年…」と思うし、その時に種だったものから芽が出て育ったなーと感じ入りました。しかしよく動いてたな、レッスン・翻訳・HAJIME・ヒロフミフジタ…仕事を色々やってたのもあるけど、一人暮らししながら(積立もしながら)国内も海外も旅行行ってたってほんまに?って思う。特に不安とかもなかったな〜。会社員時代の貯金とかあったのかな?でもイギリス行ったし引っ越しも3回ぐらいしたぞ…

先日高校時代からの友人Lisaちゃんと話していて、「10年後の自分から見て考える」話をしたのですが(今なら46の私から36の私に伝えるなら何か?)、36の私は、26ぐらいの私にも、周りの人たちにもありがたい気持ちになったのでした。その時とは状況も気持ちもまた違うけど(同じところもたくさんある)、とりあえずfollow your heart and keep going と言いたい(ああ、時間のパラレル化を感じるなあ)。46の私からみてもきっと面白く感慨深い10年になるだろうと思います。誕生日のコメントみたいですが、まだです。soon to be 37 ですし。

先日DM以外は見ないぞ〜!といっていたSNSですが、私の場合toxicなものより、皆さんの日々などを見てほっこりするので、時間を決めて(ダラダラ見ない)お付き合いする形にしてみましたよ。。

Time to be Bored2023.04.23

レッスン・翻訳・カフェスタッフとしての仕事 plus 作った本の営業的な予定がない日、って最後いつやっけ…23日にやっと…多分1ヶ月以上ぶりに…と思っていたら、勤務先カフェ店主の家族の体調不良によりぽろっと落ちてきた数日の「お暇」。(水星逆行@牡牛座が始まった日に起こった…!と思うぐらいには占星術freak)

毎日忙しくて辛い…とかでは全くなく、充実感とありがたさと、あと仕事があるなら埋められるだけ埋めてみよう、see what I feel! みたいな期間でした。

何にもしないというわけではなく、レッスンの準備や英作文のチェックをしたり、英語のインプットという名の映画・ドラマ・YouTube鑑賞をしたりはあるものの、久しぶりに公園でぼーっとしたり、ただ「生活」をすると「自分に還ってきた」みたいな感覚でやっぱり良い。ふと、「こんなことをしていてはいけない」とか「生産的なことを」と不安がかすめたりもするのですが、そこが見つめどころのような気がしています。いまあるもの、感じていること、望むことの風呂敷を広げるとき。時間できたし、と何かの予約を試みたり、誘ってみたりしてもことごとく🙅なので観念して自分と過ごします。

今 what if…と考えているのは、what if I quit all the social media? であります。仕事は、今のところ積極的に投稿などすることが直接的に大きく影響しているのではないし、むしろ4月からレッスンが増えたので目の前のつながりに集中するチャンス。BUT! イベント的な情報を逃してしまうとか、わ〜!行きたい!というお店を逃してしまうのではとか、良い〜と思ったものをシェアしたい気質をどう扱うか…かな。ああ〜柏餅のいい匂い!とかもふと言いたくなってしまう。そんなにSNSを利用していない知り合いの人とかに話聞いてみようかな。ドラッグみたいな感じ、ってほんまにそうやな〜と思う。あまりにたくさんのことが、画面上で起こりすぎて、触れたり感じたりすることがとてもプレシャスになってやしませんか。SNSじゃなくてここ(日記)だけにするとかもありなのですが。とりあえず、しばらくDMチェックする以外は見ないでおこうかなと思います。

「やってみる」のはいいかもしれない。
Worth trying.

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pure happines