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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

What The Office tells me about2018.05.21

昨年オレゴンに行ったときに見始めたThe Office、帰国してDVDを手に入れてから(ほぼ)毎朝の日課だったのが、先日9シーズン分見終えました。

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私が、かつて毎日通っていたオフィスがあって、じんわりすること、そして今も時々でもオフィスで働くのを辞めないことの理由がこれだなあ。

昨日ある方がSNSで言っていた「許し許される経験の大切さ」。大げさに言うつもりはないけど、それがThe Officeの日々にも織り込まれていて、これが結構効いてる気がします。イラっとしたり合わないことがあっても、別のときには労い合ったり、一緒にいい時間を共有したり、「ああいうとこもあるけど」「変なやつだけど」と思いながら日々一緒に過ごす中で、奇形かもしれないけどbondingが生まれていて、一緒に笑顔になる瞬間があるのがいいなあ〜と思う。

どれぐらい「仕事以外」に立ち入るのかはまちまちでも、ほぼ毎日ある一定の時間を一緒に過ごす中で不思議な関係が生まれるのがオフィスワークの魅力再発見なのでした。というか、そんな風に世界で生きられたらいいよね〜。定期的に会わない人とは「こいついいとこもあるよな」と思うチャンスがないのが難しいところだけど。

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と、連休明けぐらいに特許翻訳事務所で働く大学時代の友人から声がかかって、ついこないだからとりあえず週に数時間、できそうな翻訳と事務ヘルプで入っている。「特許」自身への疑念はあるけど、久々のオフィス感(ほぼ皆ひたすら翻訳なのですっごい静かですけど)と外国籍の人(日本語はペラペラ)も働く初めてのインターナショナル職場感に思っていたよりぐっときています…

exploring words’ cosmos2018.05.09

I’ve been searching words on a mission as “_act_”, which is completely free of duty and kind of fun.

Feel like I’m on a verge of something again. Work’s going okay, but desire (and request) of going abroad is getting stronger, and I’m considering moving back to my dad’s again…

I like living here, feel like it’s a secured place. I don’t know I feel the same at the house where I grew up, and how inconvenient my life would be, but
– I keep saying “I’m not from Osaka”
– I’ve connected with people who live and work in my hometown who (I think) has similar philosophy
– Urge to go to Italy
– Request from Ooka-san to go to Tronto together
– Intent to visit Oregon again, and possibly Berkley

Should I give it a try?

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Morimoto-Sensei says life is about finding love, and I totally agree. It includes any kind of love. I guess my parents found it and have given it to us, which I think is very precious, and in that way they’re superior to me.

Hoshigaoka, on Children’s day. Beauty.
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Hey, it’s May!2018.05.04

おいおい、5月じゃないか。

4月後半も、いこさんとのお話会があったり、長野に行ったり、ハマノテでのESS4回目があったり、actでの展示@グランフロントがあったり、もちろんその間にそれぞれ濃ゆいプライベートのレッスンがあり、翻訳があり、新しい出会いやお仕事の依頼があり、毎日どこを切り取ってもおもしろいので全然切り取れません。収支は綱渡りだけど綱渡っているので、ありがたいしかない、そのまま行ってよし、のGoサインだと思っています。

どうしても直近のことになるけど(でも結局全部つながってるからいい)、翻訳担当として4年前から入れてもらっている_act_の展示がグランフロントのMUJIであって、そのとき印象に残ったのが「作品をどんな風にみてほしいとかありますか?」という問いに対して、浩伺さんが「しっかり見てほしいです!誰にでも「良い」と分かるものを描いてるから」というようなことを言っていて、それがかなり腑に落ちたのでした。誰もの絵がそうではなくて(私にとっては、というだけかもしれないけど)、たとえ具体的な何かが描かれていなくても、「はー!これは…」とか「うわー、良いです」と思うものがあるので。君の好みだろ、と言われてしまえばそうなのかもしれないけど、そういうものは対象を問わず、しっかり見る人を惹きつける力がある気がします。たぶん、自然界のものは圧倒的にその力をもっているけど、絵に限らず、そういうものを生みだして(再現して)感情を動かせる人をとても尊敬するのです。

「言葉」はそういう意味で必要なかったりするけど、「言葉の分野」でもそういうのを生みだせる人もいて、わたしは何となくそれを遠くに置かせてもらっている感じです。それは別にわたしが長けているのではなくて、他のことより積み重ねがあるから「それ」に近いだけ。あとは、そういうのを生みだせるひとを実務的にサポートする感じです、事務的なところで。
言葉を通して「おもしろさ」に触れるのと、実務的な意味での英語とがごっちゃになって難しいけど、そこをうまいことやっていけたらね(遠い目)。

そんなことを考えてたら、やっぱりタイミングで恋に落ちるか落ちてくれるかしないとパートナーも結婚も子どもも無理だな〜(ためいき)。ま、それでいいんじゃない?と思っている自分がいるから仕方ないです(ためいき)。

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そしてから5月に入った瞬間開放感が半端ないので怖い。

最近、神戸のお店で勤められてる方がメッセージでのレッスンを始めてくださったので、会ってみたいな〜とお店に伺ったら、前から知ってはいたものの、このところまた名前を聞いて気になっていたジューン・テイラーのジャム。ジャムの相場からは異次元にいるのだけど、ほんとにおいしい… summer lady peach + rose geranium と手書きのラベル、シーズナルフレーバー。
その日に観た「Call me by your name」、すごく感情移入するという感じではなくて「ひ〜」と思うセクシャルな描写もあるけど、画・色・音の美しさで観たあとの余韻がずっと続いています。英語・フランス語・イタリア語があっちゃこっちゃする会話もすっごくいい。エリオ家族の生活、全く同じようにできなくても心に留めておきたい。

最後に、今日行ったソール・ライターの展示の言葉から書き留めたもの:
“The cream does not always rise to the surface. The history of art is a history of great things neglected and ignored and bad and mediocre things being admired.”
“Being ignored is a great privilege.”

そのあと遠いけど来ちゃったSo-en local market
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