PAGE TOP

PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

summer house2020.08.30

IMG_7339

川上村の「匠の聚」へ。この夏は「満点の星」が見たかったんです。前日まで天気をチェックしてlast minuteで予約したものの、当日天気は雨、夜中まで曇りの予報…(涙)をやんわり裏切って、21時ごろには星空が見えました。満点、とまではいかないものの、うちから見るのとは全然違って、流れ星もひとつ。

降ってきそうな星空、昔家族でキャンプに行ってた頃にみた記憶。またあんなのも見たいな〜

コテージ(バス・トイレ・ミニキッチン付き)がお安く(2人だと3000円)、さらに村内のホテルの温泉が無料で入れるし(ほぼ貸切だった)、できて20年とは思えないぐらいきれいで、造りもすっきりしていて。「ぎゃー!虫ー!」と言うこともなく。濃い山の空気を吸い込んで、山並みと雲をぼんやり眺められて。

IMG_7337

自然が多いとやっぱりいいなと思う(もちろん自然の厳しさもある)けど、コミュニティの一員として「住む」ことを考えると、どこへ行ってもあまりピンとこない。拠点はあるといいけど、どうせウロウロしたくなる気もするし。別荘がいいかな〜、でも建てたり管理したりすること考えたら、1泊5000円(一人の場合)のここを別荘と(勝手に)認定する方がいいのでは、などと勝手なことを考えるのでした。

/////

「ヴェノム」を見て、トム・ハーディのを見たいなと言う気持ちから見始めた「PEAKY BLINDERS」が(マイ)ブームです。お酒もタバコもギャンブルも、訛る英語も、なんなら主演のキリアン・マーフィーも苦手だった(失礼。なんかただただ美形の神経質そうな人という印象だった…)けど大変ハマっています。時代物(このドラマの舞台は1920年前後)も得意じゃないけど、これは音楽が効いてる( “Dickinson” もそうだった)。その真っ只中にトムハ(この呼び方おもしろい。トムホもいる)もキリアンも出ているわたしのチューナーのような映画「インセプション」をIMAXで見られて幸せでした。二人ともアイルランド 出身ということで、わたしは今アイルランド に行きたいのです。アイルランド 人監督のジョン・カーニーの作品は前からどれも好きですし。大学の英語の授業で見た(けどアイルランド 鈍りやしテーマが重いし…とあんまりいい印象はなかった)「麦の穂を揺らす風」の主演もキリアンだったといまさら知って、俄然また見たい(わたしが映画を見る動機はだいたいそんなもので)。

We are Losers and always will be2020.08.17

映画 “It – Chapter one -” からの引用です。
こういうの、英語っぽいなあと思って聞いていました。
「現在」と「未来」、「過去」と「現在」をこうやって並べてね。
“losers”への思い入れ、懐古的気持ちはわかりつつも、引用符付きでも固有名詞的でもあんまり好ましくないかな…そこは要点じゃないのですが。

あと、”It  – Chapter two-” の最後で、男友達同士で”I love you, man” と電話越しに言うんだけど、そして字幕は「愛してるぜ」となってるんだけど、難しいよね I love you。
友人同士でも気軽に言える人といえない人がいる(性格)ので、それによっても重みが違うし、そもそも日本語では言わないから日常文をあてられないし(あ、友達同士で「好きやで」って言うてる人いた気も…!わたしはそれをはたで聞いて「え?仲良し…!?」となったわけですが)、もうこれは英語作品でのみ機能する日本語…日本語ではあるけど我々は言わないね、という不思議な言葉じゃない?
恋愛でも家族愛でも日本語だともやっとする…
「愛してる」の気持ちよりI love youの気持ちの方がわかる気がしませんか。
I love you に「月がきれいですね」をあてたのは夏目漱石だったか。

2つの言語は、その単語や表現で二つの円が重なってる様子が浮かぶ。
翻訳はできるだけ重なるように持っていきたいのだけど、学習する身としては、無理に重ねるより重ならない部分も丸ごと楽しむ気持ちです。

///

映画自体は「絶対夜に思い出して怖いやつだ」と思って避けていたのですが、そういうのじゃなかった。確かに「うわあああ」となるところはあるけど、「スタンド・バイ・ミー」とか(同じ原作者じゃないか)「グーニーズ」とかそういう感じ…?ああ、アメリカ郊外の少年少女の夏の冒険だ…(キラキラ)と割と好きな気持ちで見られました。Chapter two に関しては何か結構笑ってしまった。キャストも良い。

/////

今日は、里帰りしているMちゃんと会いました。
社会人になってからも、彼女が結婚・出産をしても年に数回会っていて、
つかず離れず20年ちかく見てくれている人がいるのは、地に足がついていいです。

Look what we have in our hands2020.08.10

Sometimes I think, out of nowhere, that what a wonderful life I have. There’s a lot of happiness in each day, and I feel grateful about it. It doesn’t mean I don’t have anything I want to do anymore or I hope for. I’m glad that I have something I want to do and I’m happy about the fact that I can make it happen.

少し前にmoiの岩間さんが、これからは「他人まかせではなく、自分なりにリスクを勘案した上で活動するしかない。…「つきあい」に流されるのではなく、自らリスクをとって行動を決定する必要もあるのだろう。…自分のものさし(とリスクを察知する能力)によってみずから「すること」と「しないこと」を決定すべきなのだろう」とおっしゃっていました。

He said this by seeing the situation of COVID-19, but I felt it was very close to what I’d been feeling, and would support me. Perhaps people should’ve been acting according to that manner even before the corona. I might feel difficult to follow this criterion sometimes, but I’ll keep this in my mind and recall it from time to time.

朝の散歩、両親とのちょっとした会話、どんな小さなことでも、自分で「したい」「しよう」と思ったことができるのはうれしいし、これ以上ありがたいことはない(尊敬している人たちのために翻訳やレッスンをすることは言うまでもなく)。と思って振り返ったら、なんて幸せなんだろうという気持ちに押しつぶされそうになることがあるので、それを外に出して受け渡していきたいです。

Of course sometimes I think “I screwed up” or “I shouldn’t have done this”, but that’s okay because I wanted to do that and I tried that. I can fix it right from the next step I take.

あと、大島依提亜さんが「どんなに楽しい事ややりがいがあることでも、始める前に一瞬はめんどくさいと思ったりする」と言うていたのも安心しました。

IMG_7280
最近奥大和も開拓中。この夏もっかいぐらい川に足つけにいきたいな…

ここのところ何だかんだあっちこっち行ってたので、今日は落ち着いて過ごせてうれしいな、ってだけの文章でした。平和。本当にありがたいね、especially because this season reminds me of the war.