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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

LDN – Thoughts and Things 22023.06.07

夕方になると、どこからともなく(多分どこかのお店)音楽がズンドコ聞こえてきたり、夜にはKadがまあまあな音量でテレビをつけていたりして、多分日本だったら気になって仕方がないのだけど、割と平気だったのはどうしてかしら。

理由の一つとして、(私にとっては)言語の中でも英語の耳ごこちが良いこと。割と理解できるからと言うのもあるかもしれないけど、同じようにテレビや話し声やお店の隣の席などからoverhearしてしまうとき、日本語は確実に耳障りなのです。全くわからない言語や少しはわかるイタリア語と比べても、英語が一番気にならない。なにゆえ。

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ここからは帰国後3日目。

買って帰ってきたものを見たり、味わったり、シェアしたりするのが楽しい日々。先日、ジェーン・スーさんの記事で「これから2年間どこかに住めるとしたら?」という質問が目に飛び込んできて、「ロンドン〜」と思ったのでした。長い目で何かいい形を考えたいです。まずは、noteでESS部の場所作りと、ロンドンで買ってきたものを紹介するための写真を撮ることを少しずつ始めよう。。旅のことを話すレッスンでも話さないレッスンでも、なんとなくやる気と元気が増しているので良いこと。

LDN – Thoughts and Things2023.06.04

ロンドンで思ったことなど、忘れないうちに思い出したことから。

Stoke Newingtonのお店 Search & Rescue で、なんだかオシャレな、若くはなさそうだけどカジュアル/ポップな出立ちのおじさん?お兄さん?に「Nice Air Forces.」と褒められた。ナイキのAir Forceの(確か)ABC Mart限定カラーのやつなのだけど、靴底とサイドのナイキマークが紺色で気に入っているので嬉しかった。

ハリーもそうだけど、ロンドンで芸能人とすれ違っても結構紛れてわからないんじゃないかしら、と思う。

nookの日本人の店員さんに「ずっとこちらに住んではるんですか」と聞いた時「帰りそびれちゃいました」と言っていたのが印象に残っている。ポートランドでひさえさんにお会いした時も「この街に恋に落ちてしまって」と言っていて、なんというか、「なんかそういう流れで…」という身を任せた感があったのでした。

今回行ってみて、やっぱりあの景色の中に暮らせるのっていいなあとは思う。色々と雑だったり不便だったり(水回りの修理とか遅そう)、汚かったり臭かったりするところもあるし、きょうこさんが言っていたように病院になかなか行けなかったりだとか、そう言う行き届かなさとかはめんどくさそうだなあと思うけど、古いけど中身はキレイ、みたいなお家に住んで天気のいい日には歩いていける公園で寝転がったりして小ぢんまり暮らす気持ちよさのようなものを少し感じました。

日本であるような、お店の人と顔見知りになって、と言うことが今回少しできて良かったな。そう言う人が何人かいると格段に楽しくなる。とはいえ、基本的にお家や一人の時間が好きなので、それはどの国にいても変わらない気がする。そうなると窓から眺める景色とかお庭とかって大事だな。

とはいえ、インカムがないと暮らせないし、ずっと暮らしたいのかと言われると、日本も当たり前すぎるけどめちゃくちゃいいところがあるような気がするし、せっかく日本に生まれたしなーと思うし。もうちょっと定期的に行き来できるといいのかな、移動が辛いけど(涙
3年とか5年とか期間限定で行くとしっかり暮らした感もあって良いだろうね。
日本も緑がもっとおおらかに街に溢れてほしいな〜〜 なんかこう、地域の公園とかも小ぢんまりおさまってるところに国民性が現れている気がする。あとはやっぱり面積に対して人が多すぎる(偏ってる?)。

今急にどうこう、と言う話ではなくて、どうしたいのかな?とか何が大事なのかな?と言うところを自覚する期間なのかなと思います。

今これを書いているのは、トランジットのシンガポールなので、また日本での生活に戻ったら思うところもあるだろうと思います。いつの間にか捻ってしまった首の筋が痛い。

LDN Day 62023.06.04

気になっていたカフェは多くがパンやペイストリーに力を入れているお店が多くて(流行りなのかな)、前回みたいに気になった店に行けば大概キャロットケーキ(もしくはレッドベルベッドケーキ、あるいはギネスケーキ)がある、とはいかず、気づけばこの度で一度もそれらを食べていないのでした。

前日から色々調べるものの、ピンとくる場所がなく、ダメもとで歩いて30分ほどのE5 Bakehouseへ。やはり朝からキャロットケーキはなく、Cinammon Bun比べをすることに。昨日の方が好みだったけど、こういうシロップ感たっぷりのが欲しい時もあるよね〜と言う感じ。Broadway Marketの方まで散歩して、Violet Cakesに再トライ。やっぱりキャロットケーキはなかったけど、気になっていたチョコレートカップケーキがあったのと、ミニミニサイズのバナナマフィンがあったので購入。ここのFOHのスタッフさんたちはかなりチル(だけど接客はちゃんとしてくれる)な印象で良い。

Estersで売っていたHasbeanと言うロースタリーのコーヒー豆、やっぱり欲しい(名前とジャケ買い)と目指す。すぐ近くのnookの日本人スタッフの方も居たら会いたいなと。40分ぐらいかかるけど、時間はあるし、歩くのが楽しい街なので歩くことに。ロンドンは、首都であって大都会なのだけど、ビルが多くて都会的なエリアは一部で(しかもそれでも少し歩けば大きな木がある)、築何年かわからない煉瓦造りの建物と、大きく揺れる緑で溢れていていいなあと思う。日本と同じで、建物や家同士の間隔は狭いのだけど、日本家屋と近代的なお家などがごちゃ混ぜなのとは違って、風情がありますのよね…

2日前にはあんなにあったコーヒー豆が見当たらないので、お兄さんに聞くと「そこにブレンドがあるのと、あとは明日色々入るよ」と言われる。「そこにあるブレンド」はジャケ買いしたかった袋ではなく、クラフトの袋に手書きの出立ちであった。taste noteはいい感じだったので買う。nookのお姉さんもおらず、また会う日まで〜…の気持ちで最後のスーパーマーケットショッピングへ。

個人的にはAngel界隈が割と大きめなWaitroseもSaintsburyもM&Sもあって、中心部ならここが良い気がします。オサレ注目ベーカリーの一つJoleneもあって、ピンと来たソーセージロール(とサワードウのカンパーニュ)を買ってそばの公園で食べる。そういえば数日前にプレタマンジェでサンドイッチを食べてから肉気を口にしていなかったような。また歩いて一旦部屋に荷物を置きに行くことに。途中で見かけたPOPHAMの別店舗も公園の前で良さそうだったなー。

2日前に行ったLeila’s Shopの青年の喋り方がHarryに似ていたのでもっかい聞きたかったのと、グースベリーのジャムがやっぱり気になったので、再訪。青年は今日はおらず、ここでもその日その時のタイミングを実感。上述したキャロットケーキ類をどうしても食べておきたくて、ショーウインドーに並んでいたカフェKahailaへ。あ〜こういう系のケーキもっと食べたかったナー。ゆっくり公園へ立ち寄るなどしながら、帰路。街中にふらっと芝生の上やベンチに座れる場所があるのが本当にいいなあと思う。

LDN Day 52023.06.03

どこの国にっても良いコーヒーロースタリーは行っておきたい。コーヒー豆自体は、日本でもイギリスでも生産国から買っているのだからとは思うものの、試してみたいんでしょうね。

この日朝から行ったRosslyn Coffeeはビジネス街にあって、お客さんが本当にひっきりなしに来ていました。スタンディングのカウンターのみですが店内でも飲めます。店員さんも殺気立っていなくてフレンドリーで、丁寧に答えてくれる。3つの違うベーカリーから卸してもらっているというパン、Cinnamon Bunが美味しかったー

Daunt Booksで気になる本がいくつか。でもまだこれから1日中歩くのに、とひとまず出る。Barbicanを通って、Waitroseに。スーパーは店舗によって品数が違うので、色々行ってしまう。郊外の大きい店舗に行くのが一番いいんだろうけどね〜。生理が数日早く始まってしまったので、生理用品を物色。安いのか高いのかわからないので、Bootsにも行ってみたけどこっちの方が高かった。結局昼からいったSaintsburyで買う。でも日本の方が安い気がする。女子は生理があるというだけで、かなりお金がかかるということは最近よく言われるけど、こっちでも補助とかないんだろうか。めんどくささも、手間も不安もついてくるけど、割と長いこと「そういうもの」として受け流してきたなー。受け流せることも大事なんだけど。

Hackney Essentialsへ立ち寄って(この辺りも可愛い。次に来たらもうちょっとぶらぶらしたいな)、Towpathでお昼。グリルドチーズサンドにジャム、面白いし美味しかったけど、塩気。野菜が欲しい。誰かと来て分けたい。川沿いのオープンエリアでとても人気。滞在先から徒歩3分、っていいとこに住んでるなー(荷物を置きに一旦帰る)。

Dalston JunctionにThe Dusty Knuckle Bakeryという気になるパン屋さん、近くに割と大きめのSaintsbury’sもあるので土産物を一気に片付けることに。行ってみて「ここ来たことあるわ」となる。そして同じショッピングセンターにあるはずなのにパン屋さんが見つからない…これもデジャブだ。10年前も来ていたようです。パンはもうちょっといいかも…となっていたので諦める。

ここから、さあどうしたい私!の時間。なんというか、今回コーヒー+キャロットケーキorベルベットケーキorギネスケーキというのができていなくて、一番近かったのがHoly Shot。ああいうの他に(できれば新しいところで、チェーン店ではなく!)開拓したい、できれば街中で人が眺められる場所で!今朝迷った本もどうしようかな、、!

まだ14時だったので、まず本を買いにDaunt Booksに戻る。30£だけ持っていた現金のうち20£札が残っていて、Oystar Cardのtopupに使おうとしたのだけどピン札すぎるからかrejectされてしまったので、どうしても使いたい。しかし欲しい本を買うと20.98£.…!!ダメもとでお姉さんに出た分だけカードで払っていいか聞いてみると、Sure.とのこと。噂には聞いていたけど、本当に現金を使わない。なんならカードも出さずにケータイで非接触ペイである(だからどんどこ使ってしまう)。Card Onlyのお店も少なくない。そう思うと日本って随分アナログ…家主のKadに言うと「ええ!日本意外〜」と言っていた。そうだよねー。

またスーパーでフルーツジュースでも良かったのだけど、お店で座りたい…!良い感じのコーヒーを…!と結局10年前も行ったKaffaineに。通りを眺められるカウンター席にも座れたし、アイスラテ(oat milk)が沁みました。インスタでHarryが数日前にロンドンで目撃されているのを知って、ヤマをはってみたくなるけど、ケータイの電池の残量が少ないM&Sがすぐそばにあったので、サラダとカットフルーツを買って帰る(結局フルーツだけ食べた)。

ここ数日昼から晴れてくるし、21時ごろまで明るいから勿体無いような気もするけど、7時半とかから動いていると17時には家に帰りたくなる。次の日の作戦を練りたいし、こっちでしか見られないNetflixのドラマを見ながらunwindするのも幸せなのだ。

LDN Day 42023.06.02

昨日は思いがけず人とよく話せる日だった。nookの日本人の店員さん、magmaの方、bookartbookshopのキアーラさん、holy shot coffeeのannieさん、leila’s shopの青年。

西淑さんから「magmaというロンドンのお店からご連絡をいただいたのですが」とメールをもらったのが5,6年前。2013年にロンドンをうろうろしていた時に訪れた好きな本屋さんのひとつだったので、おお、と思って主にメールの和訳をお手伝いしたのでした。その後、プロダクトがどうなったかまで聞くことはなく、今回訪れた時も「あれどうなったんかな〜」と思いながらでした。Ways of Turning Your Sensesというカードを見た時、最初は淑さんのイラストとパッと気づかず、いいな〜このカード、レッスンで使えるかな、と思って見ておりました。それがあのプロジェクトの成果物だと気づいた時は「わ〜!」となって、半分勢いでお店の方に話しかけたのでした。

お店におられた男性は、プロジェクトの担当の方ではなかったけど、とっても喜んでくださって「とても売れてるんですよ」と教えてくれました。ええい、と自分のzineも「記念に寄付させてください」と渡す。本店に居るこの人に言ったら取り扱ってくれるかも、と言ってくれたけど、その場で渡せただけで満足だったので、「僕が預かっておいてもいいし」と言ってくれたのに甘えてひとまずお渡ししておく。

半ば諦めてたけど、いい流れでミニプロジェクト達成できて良かったなー。そのまま気分良い流れで、bookartbookshopでも、holy shotでも、会話ができました。“余計な”おしゃべりはなかなかしずらい、と昨日書いたけど、きっかけと、後自分が余計なおしゃべりさんになることで、会話は割と生まれる。話せない時って話さない・話したくない時なのよね。それはそれでよいですし。