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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

Springfield, OR – Week 1.52018.11.20

I feel like I keep saying the same thing, but after all, it’s an accumulation of each day, each conversation and each step I took.

“cider” がアルコール飲料だったことをすっかり忘れて頼んだ時に「まあいいか」とやり過ごしてもいいし、「すんません、これアルコールですよね…ちょっと分かってなくて〜」と言ってもいい。今日の私は後者で、まあ私の風貌と英語の中途半端さおかげか「あら〜、じゃあ返金するわ〜」と言うてもらえたり。

一番感じるのは、「ハッキリおおきなこえで」が大事ということ。
なにそれ、と思われるかもしれないけど、これだけで打率が数割あがるのです。

あとは、うまく伝わらなかった時の相手の困惑顔にめげないこと。
今日(また)Smith Family Bookstoreに行ってお店の人と話して、困惑顔って「ちゃんと聞いてくれている証拠」だと改めて感じたのですよね。
「短いエッセイが好きだったら何がおすすめですかね…」とわりと途方もない質問をなげかけるなど。案の定「う〜〜ん」とならせてしまったので「また来ます、そのときにまた!」と言うて帰って来ました。まあ答えは得られなくても良くて、また行く理由を作った感。
Lydia Davisの欲しかった短編集も古本でゲットできて嬉しい。

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去年10月に滞在した時に、フットボールの試合観戦に1泊だけユタ州から来た若いカップルがいました。私が泊まっていたNancieたちの家とは違う物件に泊まったけど、翌朝出発する時にわざわざ挨拶しに来られたのでした。私もその時その場にいて、そういう時さらりと挨拶するだけの人もいれば「聞く」姿勢の人もいて、SpencerとAshleyのカップルは後者でした。私も彼らも「またここに来たい」という話で「じゃあまた来年やね 笑」と言ってたけど、今年私は11月だしあまり期待していませんでした。が、今回はなんと11/17 オレゴン大学VSアリゾナ州立大学の試合のタイミングで泊まりに(こんかいは同じお家)!
わたし、彼らの名前は覚えてなかったけど、チェックインのときに気こえてきたMarkとの会話から「もしや…」と思って、彼らが出かけた後に聞いてみたらやっぱり!「うおお!」となる。
翌日朝、チェックアウトのときに「覚えてないかもですが…」と切り出したけど覚えてくれてた!「We’re on the same schedule!」というSpencerのセリフがもうその日のキーフレーズです。ひとしきりNancieたちと話したり、仔犬たちと戯れたりして、なんというかちゃんとコミュニケーションをとっていかれるあたりが「善い人」感ガンガン出ている(身なりとか目の澄み具合からもガンガン出てる)。別れ際に二人ともハグまでしてくれて、「ユタ州来たら言ってよ」「日本来たらぜひね」と言い合う。連絡先を交換し合うまで踏み込まないのですが、わたしの中で「これは本気でいきたいぞ」と思い始める。もちろん、泊めてもらおうだなんて思わないけど「彼らに会う」というミッションがあるだけで動機は十分なのです。それをきっかけに未開の地「ユタ州」に行けるのですから。
まあ、結局今の時点では連絡の取りようがないし、彼らがどこまで本気で言ってくれてるかもわからないけど、Nancieたちにちょっと話してみたりはしていて(NancieはAirbnb上でコンタクトが取れる)、もう少し方法を探ってみます。彼らが日本に来るのが何十年先でもいいので、来たら言ってほしい。

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隣の部屋には、今週(11/19)からこの辺りで働き始めて家を探し中のMelanieがしばらく泊まっている。ルイジアナ州生まれで長らくアリゾナ州フェニックスで法律関係の仕事をしていたそうで(なんとなく南の方のイントネーションを感じる)、もう孫もいるらしいけど全然見えない…オープンで人当たりが良くて、家の中で出会うと少しおしゃべりしてくれたり。

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もちろんNancieやMarkとの会話も含め、こんな感じで小さく一喜一憂、刻んでゆこうと自分と確認し合う日々。

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わたしが到着した時に滞在していたTonyが教えてくれたNoisette Cafe。良い!

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妹がまた家を出て行くよう。わたしが戻ってきてプライバシー不足に陥ったのかな、わたしが実家改革に鼻息荒くしすぎたのかな、とか思うとちょっと寂しいけど(何より連絡が帰ってこないのが悲しい…)、わたしも散々好きに動いてきたのだから好きに動いてくれ、とも思います。