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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

Gratitude2020.12.31

There’s nothing but gratitude for being able to come to the end of 2020.
何よりもまず無事に年末まで来られたことに感謝。

大晦日に来てみると、去年の大晦日がこの間のような気はするけど、
思い返せばあれもこれも今年。冬至明けに一旦年が明けたような気持ちになったのと、年末まで予定や仕事やがあったからか、一向に年末感がなかったものの昨日ぐらいから少し感じます。

未知のウイルスがやってきて、大変といえば大変な年でありましたが
色々炙り出したり、変化をもたらしてくれたり、大事な一年になったのではないでしょうか。個人的には、オンラインでのレッスンががっつり選択肢に入ったこと、心理学の面から語学学習や生きることに光をあてられたこと、家の片付けができたり、お金の見直しができたことはよかったなと思います。これからますます、自分のあたまでしっかり考えて行かねば〜ですが、決して独りよがりではなく、穏やかな心で受け止めて選んで、歩んでいきたいです。

これからに向けて、がんばろう〜と今思うことは:
・英語を学ぶ上で、技術や知識以前の心構え、向き合い方にアタックしていくこと
・冠詞の使い方を「なんとなく」から少し抜け出すこと(良さそうなテキストをみつけた)
・動詞、前置詞を「イメージ」でうまく捉えて語れるようになること

あと、
数年前から(もっと言えば、小学生のころからその手の雑誌は買ってたけど)興味のある「星よみ」が最近さらにおもしろくなってきたので、友人のを読んでみたりしながら磨きたいです。

直接の知り合いではないけれど、共通の知人を介してInstagramをフォローしてくださった(そしてわたしもフォローしていた)方が最近亡くなったことを知るなど。
少し前には、小学生の同級生のお母さんが亡くなっていたことを知ったり。
思い返せば、小学生の頃から同級生や伯母さん、後輩とか、「年老いて亡くなる」以外の死に近かったのですが、1年半前に別の伯母さんが亡くなった時からさらに「人は死ぬ」というメッセージがリマインドされます。当たり前だけど忘れていること。忘れていていいと思うけど、ふと、いまこの瞬間がどんなに幸せか、人間として「わたし」として生きている間に行っておきたい場所・会いたい人・やっておきたいことは何かしらと考えさせてくれたり、背中を押してくれたり。そんなことにも感謝しつつ。

来年も、素晴らしい人たちとたくさんの喜びを分かち合えますよう。
I wish for another joyful year with beautiful people around the world.

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まる!

Believe It or Not2020.12.20

12.18
ゆみさんのホロスコープカウンセリング。
いろんな人に星は読んでもらっているけどやっぱり面白い。生まれた時の星の位置は運命・宿命ではなくツール、決めていく・進んでいくのは自分の魂、という考え方、いいな。
読み解くのは単純におもしろいので自分でもちょこちょこ勉強している。いつも拮抗する気持ちの糸を引いている存在が少し分かったのと、ちょっとそっちは抑えていこうか、というこれからの目標。ますます直観で動きたいところ。

豆椿さんで今年最後のレッスン。
ここのチームも皆それぞれユニークで笑いが絶えない。そこに英語を沿わせていきたいなあと改めて思いました。

12.19
行けるならこの日かな、と2020年の月と六ペンス締め。遠いといえば遠いけど、行くとやっぱり調うなあと思いました。おでこを出すようになってから店主さんが「吉田羊」とええように言うてくれるのでデコを出している以外共通点はないけど気分がいい(なんやそれ)。

kousagisha galleryへも。松本さんのお菓子作りとお菓子以外のつくることがとってもよく合わさって、それがすごくいいなあと思いました。お二人の言語化に対してわたしは「ほー」とか「はー」とか「楽しいです」とか、それはそれで正直な気持ちなのですが、言語化はしてみることが大事だったり(英語を身につけるのも然り)するので、right wordが出てこなくても言ってみるようにしたいなあと思ったのでした。

いこさんからUS版 The OfficeがNetflixで見られるようになるよ!と言うニュースを教えてもらう。「輸入盤DVDしかないのが悲しい」と書いた新しいパインペーパーを入稿したばかりだったので、願い叶うなあ!(入稿してもたやん〜)と驚きました。
もうひとつ、ゆみさんのカウンセリングで熱くなった話もひとつ翌朝現実に出てきたので、それも驚いた。

10年ぐらい持っていた八坂神社のおみくじ (大吉!)を納めてきたので、それもスッキリ。

What does the “natural” means?2020.12.17

「伝わる」英語と「自然な」英語のはざまである。

レッスンのときや、習ってくれてる人がSNSで書いている英語に、言いたいことはわかるけど、「間違って」いたり「自然」ではなかったりする表現を見つけたとき、どうするか。

ここで正されて「そっか!」となることは今後の財産になると思う反面、「やっぱり自分の英語はダメだ〜」と気持ちが引っ込んでしまわないか、と心配してしまう。なんせただでさえ少ない「出す」機会。レッスン以外では好きなように、使いたいままに気楽に使ってもらっていいかな〜とも思う。

先日買った、近藤聡乃さんの「ニューヨークで考え中③」に、近藤さんが夫(アメリカ人)が日本語で書いた手紙を直す話があって、「本当の意味で「伝わる」のはオリジナル版かも」ということばに、そ〜なんだよなあ〜〜と思ったのでした。

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We went up on Mt. Wakakusa (by car) for the first time. The wind was blowing so hard and it was really cold, but it was refreshing and felt like it was washing things away.

How we are lazy2020.11.30

I talked with Nancie and Mark for the first time in about a year online. I invited Ikuko, too. It was so nice seeing them being happy and well, and being energetic as much as before. 気心が知れているし、うれしいし、英語が出るかなどはあまり心配していませんでしたが、蓋を開けてみれば脳みそがかなりlazyな状態でした。

選挙やらワクチンやら日本語でもあんまり語れることのない話題について言葉少ないのはまあいいとして、仕事の話とか日本はどんな状況かとか、「おい、もっと話せるだろう」と自分で自分にツッコミを入れざるを得ません。

と、いうか、普段日本語でも「長く話す」をめんどくさがってる気がします(沈)別にそれがダメだ!ということでもないのですが、、

思ったこと、感じたことや意見を言葉にする必要はないけど、問われて初めて言おうとしても、漠然とした思いのかたまりみたいなものがあることに気づいて、すぐ言葉にはできないし、ちゃんとしたことを言おうと思えばなおさら、言葉は遠のく。

いや、でも英語は簡単な文でもなんかちょっとつっかえたりややこしくて、You can do better, right? うん、がんばろう、しかしどうがんばろう、と思っていたところ、ずっと登録だけして放置していたCamblyからブラックフライデー50%OFF! のキャンペーンメールが来たので始めてみました。

とりあえず、15分/週。これもただただ相手に任せて喋っているだけではボヤッとしたものになりそうなので、どうすればより活かせるのか考えながらやってみようと思います。

自分が習う側になることで発見できることも、すでに仕事にいきているし。
ちょっと自分のlazinessにムチを打って、I’ll start with whatever I can do without much effort.

Taking care of my mood2020.11.26

Here’s the thing.

I got a little frustrated at some women today.
昼休憩に母と散歩に出て、とあるケーキ屋さんでシュークリームを買うところ。There were these two women in the shop before us. Maybe around the same age as me. 小さなケーキ屋さんでそんなに種類もないのに何やかんやお店の人に聞いてなかなか注文しない様子(We were waiting outside)。

わたしは別に待てない人ではないのですよね。わたしもよく迷う人だから普段は全然気にしないのだけど、今日はいらだってしまいました。明らかに。I was about to lose my mind.

I think I had already been frustrated.
疲れていたのか、話を聞いている風で聞いていない母にいらだっていたのか、なんせ彼女らが理由じゃないのだ。

同じ出来事でも気に障る時と気にならないときがありますよねえ。って考えると彼女らはとんだとばっちりですよ。イライラするのは気持ち良くないし、ちょっとこれは覚えておこう、と、その後シュークリームを食べながら「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」を見て機嫌が直った頃に思ったのでした。ちゃんちゃん。

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Today’s evening sky. Pretty.

Community2020.11.22

I feel that I can’t get along with the sense of “community” especially recently. I think it’s very nice to have close people you can share things, help each other, and do things together. When I was younger, I think I was a member of a group of people with whom I feel very comfortable, and hang around with them a lot.

最近特に「コミュニティ」的な雰囲気が苦手な場面が増えました。いろいろ共有したり、助けあったり、一緒にいろいろしたりする近しい人たちがいるのはいいなあと思います。小さい時、学生の時、いや、数年前まで、わたしも居心地良い人たちのグループに居たのですが。

Not that I don’t have that kind of people now, but I feel like, I would be gooey if I lived in a certain group. Well, maybe I live in a certain group of people in a broader sense.

そういう人たちが周りにいないわけではなくて、特定のグループで生きると自分がどろっとする感じでしょうか(なんやそれ)。や、広い意味では「特定のグループ」で生きてるか。

I want to keep it that way, I guess. Sometimes I feel envious or sad when I see people doing something fun together or being bonded, and I feel fragile or frail. But at the same time, I know that I don’t have to feel like that.

きっとそれぐらいにしておきたいのかな。一緒に楽しいことしたり、強い結びつきを見ると羨ましくなったり寂しく思ったりして、時々弱気になるんだけど、同時にそんなふうに感じる必要がないことも知っています。

Each person has a different sense of distance, and that’s okay. It won’t hurt anything. If you want to talk with someone, you can just reach out.

それぞれが違う距離感を持っていて、それはそれでオーケー。何も傷つかない。もし誰かと話したいと思ったら、手を伸ばせば良いのだ。

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「距離感」といえば、それがテーマの浩伺さんの展示を見にKousagisha Gallery。
距離感について感じるスイッチになるのもそうだし、ただ直感的に作品・展示が面白くてかっこいい。swimpond coffee、ホホホ座、たまご屋さんのプリン、花辺も行って良い日。敦子さんと「いいもの」を選ぶことについての話ができたのも。ホホホ座で本をパラパラ見ている時、ちょっと忘れかけていた創作意欲(?)のような気持ちが沸きかえってきました。別に「何か書こう」とかそういうことじゃなくて、文化の豊さに触発されるような、そういう感じ。それが近くにあることで作られる空気とか。

Don’t Stop the Flow2020.11.04

栞日で買った”Subsequence”に坂口恭平さんが寄せていたエッセイで彼は「気が向いたことを気が済むだけやる」というようなことを書いていました。その後、人のツイートで知った「お金の学校」というnoteの記事では「気持ちの良い流れ」について度々書いてありました。

わたしのESSもそういうことかと、またひとつ腑に落ちました。気の乗らないことはしないに越したことないし、気の乗らないことをさせるのも、わたしも苦しいので、自分も皆さんも乗りやすい流れをつかんで「乗る」という感じがあります。結果、日本語のおしゃべりが止まらなくなってしまうこともあるけど、、その「流れ」を止めるのも嫌なので、止めないように、でもちょっと落ち着くように待ちます…。生徒さんが「すみません」っていう感じになったりもするのですが、それもあんまりいらないんです…仕方ないというか、it happend and what’s important there is how I can find a flow that connects smoothly to English. その盛り上がりに乗せていけるものを探しています。

前からちょっと自分の英語のレッスンは「こりほぐし」みたいな気持ちもあったし、血液も、リンパも、気もやっぱりサラサラ流れているのが良いし、そういうことかな〜と思いました。英語以外でもそう。倦まずに、when I found the flow congested, I want to take a step back and find anything that is flowing.自分の気持ちがどこに向かっているのか、何がしたいのか、そういうのをうまくキャッチできるように、日々整えてゆきたいです。

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Focus and Wavelength2020.10.25

音楽家・津田貴司さんのインタビュー本刊行記念のトークを聞きにiTohenへ(そういえば年始以来)。対談相手は浩伺さん(美術作家)と鯵坂さん(iTohenオーナー)。

もともと何か響き合っている部分があるから、あの場に居てたんだろうと思うのですが、心のどこかで思っていたようなことを言語化してもらって、自分の中の大事な部分が浮き上がりかけた感じでした。静かに、でも和やかに進むトークでふと(久しぶりに)自分が皆さんと一緒にそこに居ることが不思議な、でもとても幸福な気持ちになったのでした。

「焦点を合わせる」ことについて。浩伺さんの絵にしても、津田さんの音にしても、受け取る側の焦点や切り取り方があって、焦点を合わせたり、耳をすまして何かに気づいたり浮かび上がったりする感覚が大事なような気がしました。私の中ではそれがアートを鑑賞することかなと思ったり。

何度か言うていますが、作品と対峙するとき、自分と作品との波長をみる感じがありまして。比喩ですけど。「合う」かどうかもありますが、どう響き合ってるかを感じているような。波長計でいうと、ピタッと合うものもあれば、ぶつかり合って1本になるものもあったり。自分が乱れたり閉じたりしてなければ、どんなものとも何かしらの響きあいがみられるけど、なんかざわざわして落ち着きどころがない時は、自分が乱れてることが多い気がします(まあ、それがわかるのも大事)。「作品と対峙するとき」と言いましたが、作品に限った話ではないのかもしれません。

言語でも非言語でもストンときたり、腑に落ちたり、何かに気づいたり、心地よかったりすると幸せで、昨日はそんな時間でした。

「危機感」についても、鯵坂さんが言っていたように「働くこと」「一旗あげること」「抜きん出ること」への危機感がなくなってきたのはとてもよかったなあと思いました。特に鯵坂さんやもっと上の世代の方がそういう考えを持てることは、大きい。仕事に対してもそうだけど、人生のあらゆることについて、私たちは知らない間にストーリーをたくさん聞かされているのだ、という気づきも最近あったので。もちろんそれで難を逃れることも、幸せを感じられることもあるけど、それによる息苦しさはどんどん無くなったらいいなあと思います。逆に、自分が息苦しくなることへの危機感は持っていてもいいのかな。

きれいにはまとめられませんが、とりあえず感じたことは記しておきたいと思ったのでよし。

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iTohen前にはとても久々にシャムアさんへ。フード×写真×デザインでサンドイッチの写真展をしていて、特別メニューをいただきました♡サンドイッチ好きには幸せの空間。

関係あるようなないような、「英語」も「レッスン」も「翻訳」も間口が広いので、ちゃんと自分のスタンス・芸風(?)を言語化しておきたいなあとも思うのでした。

Matsumoto-Azumino 22020.10.05

安曇野の朝はやっぱり関西よりだいぶ寒い。一応持ってきていたレギンスやらストールやらを全部身につけて、チェックアウト、のち、昨日は会えなかったぽっけさんに会いにウチダ邸へ。見送るタイミングでわたしも「いぐパン」に向かう。

早めのお昼に「黄魚」のこごうさんに教えてもらったお蕎麦やさん(また!)にも行けたらな、、とも思いつつ、美味しいパンとスープを目の前にペロリと食べてしまいました。朝からちょろちょろご近所の方なども来て、合間にゆきさんとお話する。途中、ゴウさんもひょっこり現れて映画の話など皆で歓談。ご近所感である。ゆきさんに「越して来なよ〜」的なことを言ってもらって満更でもない。ただ、寅さん気質のせいか「住む」ハードルは高いなあと改めて思ったのでした(町内会的なのの話を聞くとさらにね…)。何か「場所」を構えるのも、それにかかる費用やエネルギーを考えると、そこまでの熱意が起こらない、というのが正直なところ。今住んでいる家や場所もわりと好きであるし、ふらっと帰って土産やらを分かち合えるメンバー(aka 家族)がいるのもいいしね。。実家を拠点にしつつ、数週間単位でよそに滞在するのも良いかもなあ〜〜などと思う(まじ気ままやな)。こういうことも、動くと自分会議が開かれて良い。同じ日本でも、その土地の風土というか、自分と響かせあってみられるのは凝り固まらなくて良い気がします。
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ほんとに居心地の良いところ。いつまでも居ちゃう〜〜

ちょっとこれは蕎麦は無理かな…と半ば諦めつつ、腹ごなしにすぐ近くの「いわさきちひろ美術館公園」へ。ゴウさんの家の辺りはわりと「森」感があるけど、松川村はもう少しひらけていて、遠くの山が見える。
「産直にでも寄って、松本戻るか」と走りかけて、やっぱり蕎麦が食べられる気がする…!と進路変更。。心残りはできるだけ作りたくないのである。レンタカー返却の時間も気になるけど、オープンと同時に入れたので大丈夫そう。一番のお目当ての十割そばはなく、二八そば。サッと食して(おいしい)出ようとしたところ、なんとサービスで煮物が出るとのこと(しかもわりとしっかりした量!)。それがまたおいしかったのですけど。

満腹のおなかを抱えて、ガソリン給油のちレンタカー返却。今回のったスズキのワゴンR、乗り心地よかったなあ。電気とハイブリッドなのか、70キロぐらい走ったのに172円とかだった。予定の電車まで後1時間半ほど。帰りの電車でHigh-Five Coffee(彼らも2号店、3号店を作っていて、この界隈の人たちのboldさ、行動力には驚く)のラテ飲めたらしやわせやな〜とよぎったので、まずは駅でフルーツ物色して最後に(また駅から離れるけど!)立ち寄るか。。と算段。ぶどうの種類がいっぱいで思ったより迷った上、気温が上がって来て暑いので土産屋のトイレでレギンスを脱ぐなど。残り35分、半ば賭けの気持ちでHigh-Fiveに向かう(執念)。幸い並んだりもなく、お店の方に自分のことを思い出させてフリーペーパーまで置いてもらい(勢い)、お目当てのラテを片手に、ブランケットやら本やらぶどうやらが入った紙袋をもう片方に、背中にはPCが入ったリュックを背負って早足…(執念)。

なんでこんな一人でドタバタしてるのかしら。一人でやり切った感。完全に自己満足。思い出すだけで頭がぐるぐるします。旅ってほんと決断の連続…なかなか来れない・会えないし、何かかけらを持って帰りたいという気持ちだから余計…。日々も実は同じですよね。。まあ、動けるぞって時に動いておきましょうという方針で。部屋の窓から仕事しながらぼんやり外を眺める日も大事。ピンと来たら動けるように、balance out であります。

お相手してくださったみなさまに、感謝です。

Matsumoto-Azumino 12020.10.05

It’s been a while! な気持ちでしたが、1年半ぶりって久々のような、割と来てるんじゃ…のような。

The main reason is to visit “Stag & Bruce” pop-up shop + exhibition at Shitekinashigoto Gallery. 結構前に思惑を聞いていたので、おおそれが形に!と見に行きたくなったのでした。ブランケットも良さそうだったし、何よりStag&Bruceや、「してきなしごと」での販売会をするまでのストーリーが聞きたかったのでした。

電車で松本まで行って、まずは栞日に。「分室」を作ったり、株式会社化したり、銭湯のプロデュースを始めたり、見てるこっちが目が回るぐらいの勢い。菊池さんはいつも超うごいているけどちゃんとみんなと話もしていて、どうなっているんだ、と思う。のぞみんさん、初めましてのあいこさんにもお会いして、Subsequenceの3号もちょうど発売だったので(のぞみんさんの「オススメです!」にも押されて)勢いで買いました。

The big difference was that I rented a car at Matsumoto! いつもゴウさんやぽっけさんに送迎してもらってたので、、「わからない」間はドキドキですが、やってみれば何のこっちゃない、松本〜安曇野の道は大変気持ち良いドライブ。でもレンタカーの保険、「普通の方だと〇〇や××がカバーされてないですがよろしかったでしょうか」って言われちゃうと1100円で安心を買ってしまうわたし。

安曇野に入る前に、ぽけっつ松永さんおすすめのお蕎麦やさん「シマ」。おそばはもちろん、「あんみつも美味しい!」なんて聞き捨てならない。もちろん、どちらも美味しかったし(あんみつには多分シャインマスカットものってた)、そばかりんとう(甘い方)も一つだけ残っていてラッキー!おすすめポイントを網羅してしまった… 近く(ウチで言うと県内とかかな)にあったら定期的に行きたくなるね。

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鼻歌気分で運転していたら、なぜか今日に限ってゴウさんとこのちょうど前が配管工事で入り口がトリッキーなことに。一旦通り過ぎてUターンして、徒歩1分の宿「ぶたのしっぽ」さん(名前がかわいい)に停めさせてもらう。

8種16点あったブランケットは、もうなくなっていたデザインのもあったけど、「おっ」と思うのがあったのでそういうことだと思う。私が第一印象で選んだのは「家族づれだと子供が気に入るやつ」だそうで、理由はその「プリンセスカラー」。確かに「アナ雪」とかディズニーのプリンセスカラーだ…「まつしまさんはやっぱり白馬の王子様を待ってるんだね」と言われてしまう。うまいこともっていくなあ。あながち間違ってもいない(このところいい感じに開き直っているので、その辺りはまた改めて書きたい…)。もう一種類、見える面によって表情がガラリと変わるものと迷いに迷ったおかげで、良い出会いが。

一人は長野市でお花屋さんを営むしょうこさん。以前ゴウさんに連れて行ってもらった時にお会いして以来の再会!最初はお互い気づいてなかったけど、うれしかったなあ。もうお一人は、隣の松川村のパン屋さん「いぐパン」のゆきさん。ゆきさんは京都出身、旦那さんは奈良の人とのこと。でも移住して、パン屋を開いて10年になる。朝8時からオープンしていてイートインもできるそうなので、翌朝伺うことに。うれしい。

レストランもされている宿の夕飯は美味しく(この日はわたしだけのために、、というのが申し訳なかったけど)、お風呂もゆっくり入って休みました。中秋の名月、木立の隙間から少しだけ見えました。

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Why ESS?2020.09.30

なんで「しゃべれ・そう」なのか。
Because that’s the most important point.

前から「しゃべれる」ってなんやねん、とか
しゃべれんでええやん、とかは思っていて
そういうことも発信したいのですが
なんと言ったら良いのか、
まとまりが悪くてまだゴソゴソしています

もちろん「しゃべれたらいいな」という気持ちはわかります、one hundred percent.
それにとてもいい動機だと思うのです。

が、ESSはそこが目標・目的じゃないねんな〜
という感じでしょうか。
それはあくまで後からついてくるおまけ。

ってまあ、皆さんもうそんなこと百も承知なんかな、はは。

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めっちゃ秋ですやん、気持ちいいな〜

No more than just a coincidence2020.09.22

今日のことは記しておくとのちにおもしろいかも、と読んだので
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朝からゆみやんのインスタグラムで厭離庵という場所の山中美有紀さんの写真展「もの」のことを知って、無性に行きたく思いました。失礼ながら写真自体に惹かれて、というよりはその場所や空気感を味わいたくてという気持ちが一番大きかったように思います。もちろん作品が気になったのもありますが、山中さんの略歴(奈良の方というのも、一押し)やことば、住職さんのお茶席、Stardustかなさんのお茶菓子、まみさんの演奏など理由はあげれば色々あります。

展示期間は今日まで、場所も嵐山のさらに奥、ということで最初は一瞬諦めました。今日は家で仕事のち軽く食べて別の展示をのぞいてレッスンへ行くのだ、という段取りによる逡巡があって、今から準備して出れば小一時間ほど滞在できると分かって、「別の展示」は諦め(会期はまだある)、お昼を抜く覚悟で(覚悟!)飛び出しました。

初めての場所、とっても美しい空間で1対1のお茶席は緊張したものの、住職さんのお話や山中さんの親しみのある物腰で少し和らぎました。お茶室も展示会場も忘れたくない静けさ、景色、音や風でした。安心感。

山中さんの展示に寄せた言葉の中で、特に気になった部分。
「〜ある人は言った。正しいものが正しい場所に配置される時、その形は万物を表すと。でもそんなものは無かった。それらは偶然にできた仮初めの形でしかない。形を形と在らしめるのは、人の意思。

この世界は空っぽ。その中を満たすは響きあう無限の音。
そして全ては走馬灯のように過ぎ去っていく、詩(うた)。」

理由やきっかけはそこここにたくさんあるけど、行っても行かなくてもいい(どちらの選択も間違いではない)のだけど、そこへ行った、そこにいたということ。

わたしは一体何をしているのかしら、何がしたいのかしらと思うこと
動いていたいこと、静かにしていたいこと
響きあいのこと、を改めて。

In the end, I feel grateful for everything that brought me to the place I didn’t know until this morning.

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Hello Hitachi, Ibaraki2020.09.20

日立。O’keffeeさんと三春さんのあるところ。東京からさらに向こう…遠いな…と思っていましたが、この夏、山の方や川の方へ行って、ただただ眺める心地よさから、日立に行って海のそばで…いうイメージから固まっていきました。地図上で駅から海の近さをみて、O’keffee・三春とこの海だけで十分では…!という気持ちで。いくつか候補日があったので「なんとか晴れの日に!」とギリギリまで粘る。

(どの道東京で乗り換えるなら、2月に東京に行った時に気になっていた「ピーター・ドイグ展」も行けるじゃないかと立ち寄りました。あのぼんやりキラキラ眺められる感じは、とっても良い。作家さん本人も楽しそうな気がしました。東京なんてしばらく行けないなあと思っていたのに、なんのこっちゃない)

さて期待は裏切られず、着いた瞬間に日立駅から広がる海!
ちょっと想定外だったのは、なかなか見ることのない広い水平線に興奮しすぎて、気持ちがぼんやり凪ぐのに時間がかかること… これがアメリカの方まで広がっておるんやなあ、とか、ただただ「海」という存在に圧倒されてしまいました。畏れと安心がすごく身近にあって。一番思ったのは、これが日々見えるところで生活したり、育ってきたりしたら何かが全然ちがうのでは、ということ。時々遊びに行く海じゃなくて、毎日そばにある海。

念願のオキーフさんも、外から見る佇まいからもうかっこいい…内装も白くてスッキリした中に作品やいい本がたくさんあって幸福の空間でした。井上さんとも久々に、奥さんとは初めてお会いできて、お話できたのも大変うれしい。落ち着きなかっただろうな、わたし…。

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あふれ出るフォンダンショコラ。飲み物のようにあっという間になくなったので、大好きなキャロットケーキも食べる(食い意地)

海辺への道を教えてもらって、ぶらぶら。この日は割と風が強く、波もザンザカ言っていました。荒涼とした気分…そのまま街側へ。特に目当てがあったわけではないので、適当に歩いて、街の作りを観察する。やっぱりまたどの街とも違う感じがする。日立から何処かへ帰宅する人も結構いたな〜。

この日は結局ケーキでお腹いっぱいだったので(照)、もしお腹空いたら…ぐらいで野菜スティックやらおにぎりやらを買って帰りました。最近旅に出てても、夕飯を外で食べることは少ない。昼間もりもり活動して、食べたいものを買って宿でゆっくり過ごすのが好きです。

井上夫妻に「ほんとに何もないから…」と言われつつ頂いたお店マップ。眺めてると気になる和菓子屋さんがちらほら、お土産になりそうなお菓子も見つけたので翌朝のお楽しみに。

天気予報では、曇りや雨の予報だったので、朝日は期待していなかったけど、目が覚めてみると(もう少し寝るつもりが5時台に)結構晴れていました。適当に身支度して朝の海を見に行く。駅の売店に茨城土産が結構あって小躍り。
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もう少し早かったら日の出が見られたなあ〜

昨日買ったものを軽く食べて、翻訳のお仕事。電車での移動中にもう少しするつもりが、酔いそうになったので致し方なくだったのですが、なんだかこれが良かった。きりの良いところまで集中して、お店が開きだす頃に小一時間ほど街中散歩。チェックアウトが11時だったおかげでもあります。こんなふうに仕事しつつ、知らない街をブラブラするのいいなあ…と実感。駅前にプラネタリウムがあったり。大通り・商店街・住宅街、道の幅とか緑の量とか徒歩圏内で行ける感覚とか、歩きながら感じるのが楽しい。「絶対訪れる場所」は1つ2つの目的地が良さそうです。

チェックアウト後、駅周辺でお土産(というか自分が食べてみたい気になるもの)を買って、三春さんへ。ランチ〜デザート〜お見送りまで、えりこさんがタイトな時間をやりくりして、スムーズにおもてなししてくださって、水戸からこちらに来ていた吉山さんも一緒に、お話する時間もとってくださって、ギュッと明るく楽しい時間でした。またもや迎えてくれる人の大きな器に甘えてしまう。

For us who has lower self-esteem2020.09.06

I’d been suffering from low self-esteem, self-deprecation, and the imposter syndrome for a while. It seems to be going away now. I love this feeling.

去年、ベトナムのチョコレート会社MAROUの和訳をさせてもらったのですが、今日、依頼してくださったサイミさんとやっとゆっくり会えました。2月のactの展示にも来てくださって、またゆっくり〜!と言うていたらコロナのこともあって今に。

何年か前にALNLM(アルニラム、いつも読めない)で月森文さんと紙事さんの展示を見に行ったときに、月森さんの言葉が英語になっていて、その時に「この人に訳してもらってて」と教えてもらったのがサイミさん。モロッコにいるときの写真をみて、かっこいーなーと言う印象でした。

文さんがわたしのことを話してくださって、サイミさんから翻訳の依頼が来るとは。しかも依頼が来たときは「サイミさん」ではなく本名だったので全然知らないままやりとりをしていたのですが。

具体的に何かあったというわけではないものの、ここのところ自分の力不足を感じていたのとやる気のなさが相まって、詐欺師症候群真っ只中にいたのですが、今日サイミさんと会ってちょっと抜け出した感じで、非常にありがたい。

She’s such an interesting person, who went to a high school in Australia (to be an international dancer! きっかけがブリトニーというのも「ああ…!」となる), went to New York to learn dancing, lived a year in Berline, was a backpack traveler… She has a lot more experience abroad with many interesting stories, but I found myself not being intimidated, just purely amazed. Maybe because I felt she respected me equally, being interested in my stories.

サイミさんの旅の話を聞いたり、自分の旅の話をしたりする中で、なにか前向きな、ワクワクする気持ちが出てきて幸せでした。 彼女の「身軽な」感じ、自分のそれを思い出させてくれてよかった。ふとしたことでまた消えてしまいそうなこの気持ち、絶やさないようにしたいです。。ええ、そのためにも私は日立に行かねばならぬですよ(天気予報とにらめっこしている。海辺の街だから晴れた日に行きたいんだよ…)。

Also, my mental attitude towards work has become clear again: I might not be the best, but I’ll do my best for you because I like you and I respect you.  I don’t know if this is right, but at least feels right to me.

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ある日の空。どんどん動いていく様とか、多層な立体感とか。

summer house2020.08.30

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川上村の「匠の聚」へ。この夏は「満点の星」が見たかったんです。前日まで天気をチェックしてlast minuteで予約したものの、当日天気は雨、夜中まで曇りの予報…(涙)をやんわり裏切って、21時ごろには星空が見えました。満点、とまではいかないものの、うちから見るのとは全然違って、流れ星もひとつ。

降ってきそうな星空、昔家族でキャンプに行ってた頃にみた記憶。またあんなのも見たいな〜

コテージ(バス・トイレ・ミニキッチン付き)がお安く(2人だと3000円)、さらに村内のホテルの温泉が無料で入れるし(ほぼ貸切だった)、できて20年とは思えないぐらいきれいで、造りもすっきりしていて。「ぎゃー!虫ー!」と言うこともなく。濃い山の空気を吸い込んで、山並みと雲をぼんやり眺められて。

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自然が多いとやっぱりいいなと思う(もちろん自然の厳しさもある)けど、コミュニティの一員として「住む」ことを考えると、どこへ行ってもあまりピンとこない。拠点はあるといいけど、どうせウロウロしたくなる気もするし。別荘がいいかな〜、でも建てたり管理したりすること考えたら、1泊5000円(一人の場合)のここを別荘と(勝手に)認定する方がいいのでは、などと勝手なことを考えるのでした。

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「ヴェノム」を見て、トム・ハーディのを見たいなと言う気持ちから見始めた「PEAKY BLINDERS」が(マイ)ブームです。お酒もタバコもギャンブルも、訛る英語も、なんなら主演のキリアン・マーフィーも苦手だった(失礼。なんかただただ美形の神経質そうな人という印象だった…)けど大変ハマっています。時代物(このドラマの舞台は1920年前後)も得意じゃないけど、これは音楽が効いてる( “Dickinson” もそうだった)。その真っ只中にトムハ(この呼び方おもしろい。トムホもいる)もキリアンも出ているわたしのチューナーのような映画「インセプション」をIMAXで見られて幸せでした。二人ともアイルランド 出身ということで、わたしは今アイルランド に行きたいのです。アイルランド 人監督のジョン・カーニーの作品は前からどれも好きですし。大学の英語の授業で見た(けどアイルランド 鈍りやしテーマが重いし…とあんまりいい印象はなかった)「麦の穂を揺らす風」の主演もキリアンだったといまさら知って、俄然また見たい(わたしが映画を見る動機はだいたいそんなもので)。