PAGE TOP

PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

Matsumoto-Azumino 22020.10.05

安曇野の朝はやっぱり関西よりだいぶ寒い。一応持ってきていたレギンスやらストールやらを全部身につけて、チェックアウト、のち、昨日は会えなかったぽっけさんに会いにウチダ邸へ。見送るタイミングでわたしも「いぐパン」に向かう。

早めのお昼に「黄魚」のこごうさんに教えてもらったお蕎麦やさん(また!)にも行けたらな、、とも思いつつ、美味しいパンとスープを目の前にペロリと食べてしまいました。朝からちょろちょろご近所の方なども来て、合間にゆきさんとお話する。途中、ゴウさんもひょっこり現れて映画の話など皆で歓談。ご近所感である。ゆきさんに「越して来なよ〜」的なことを言ってもらって満更でもない。ただ、寅さん気質のせいか「住む」ハードルは高いなあと改めて思ったのでした(町内会的なのの話を聞くとさらにね…)。何か「場所」を構えるのも、それにかかる費用やエネルギーを考えると、そこまでの熱意が起こらない、というのが正直なところ。今住んでいる家や場所もわりと好きであるし、ふらっと帰って土産やらを分かち合えるメンバー(aka 家族)がいるのもいいしね。。実家を拠点にしつつ、数週間単位でよそに滞在するのも良いかもなあ〜〜などと思う(まじ気ままやな)。こういうことも、動くと自分会議が開かれて良い。同じ日本でも、その土地の風土というか、自分と響かせあってみられるのは凝り固まらなくて良い気がします。
IMG_7521
ほんとに居心地の良いところ。いつまでも居ちゃう〜〜

ちょっとこれは蕎麦は無理かな…と半ば諦めつつ、腹ごなしにすぐ近くの「いわさきちひろ美術館公園」へ。ゴウさんの家の辺りはわりと「森」感があるけど、松川村はもう少しひらけていて、遠くの山が見える。
「産直にでも寄って、松本戻るか」と走りかけて、やっぱり蕎麦が食べられる気がする…!と進路変更。。心残りはできるだけ作りたくないのである。レンタカー返却の時間も気になるけど、オープンと同時に入れたので大丈夫そう。一番のお目当ての十割そばはなく、二八そば。サッと食して(おいしい)出ようとしたところ、なんとサービスで煮物が出るとのこと(しかもわりとしっかりした量!)。それがまたおいしかったのですけど。

満腹のおなかを抱えて、ガソリン給油のちレンタカー返却。今回のったスズキのワゴンR、乗り心地よかったなあ。電気とハイブリッドなのか、70キロぐらい走ったのに172円とかだった。予定の電車まで後1時間半ほど。帰りの電車でHigh-Five Coffee(彼らも2号店、3号店を作っていて、この界隈の人たちのboldさ、行動力には驚く)のラテ飲めたらしやわせやな〜とよぎったので、まずは駅でフルーツ物色して最後に(また駅から離れるけど!)立ち寄るか。。と算段。ぶどうの種類がいっぱいで思ったより迷った上、気温が上がって来て暑いので土産屋のトイレでレギンスを脱ぐなど。残り35分、半ば賭けの気持ちでHigh-Fiveに向かう(執念)。幸い並んだりもなく、お店の方に自分のことを思い出させてフリーペーパーまで置いてもらい(勢い)、お目当てのラテを片手に、ブランケットやら本やらぶどうやらが入った紙袋をもう片方に、背中にはPCが入ったリュックを背負って早足…(執念)。

なんでこんな一人でドタバタしてるのかしら。一人でやり切った感。完全に自己満足。思い出すだけで頭がぐるぐるします。旅ってほんと決断の連続…なかなか来れない・会えないし、何かかけらを持って帰りたいという気持ちだから余計…。日々も実は同じですよね。。まあ、動けるぞって時に動いておきましょうという方針で。部屋の窓から仕事しながらぼんやり外を眺める日も大事。ピンと来たら動けるように、balance out であります。

お相手してくださったみなさまに、感謝です。