PAGE TOP

PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

To Know the Story of It2016.08.13

ぜんちゃんのレッスンの後、ごはんを一緒にいただきながら、ようこさんと概要とか枠とか核とか公式、立ち返られる何かを知って臨むことの大切さについて話す。そこでストンときた言葉というか、いい言い方やなと思ったのが「ストーリーを知る」ということ。

学ぶことの楽しさ・大切さ、学び方の話をよくするのだけど、何かを学ぶ時・誰かと会って話す時・映画を見に行く時・展示を見に行く時・・どんなときも、大枠というか流れ、ストーリーのようなものを知っていくと、理解の深さ・しやすさとか、豊かさが全然ちがうよね、という話。

もちろん、ただただ、もうなーんにも知らずに知らないものに「ばーん」と出会ったときの自分の反応、みたいなのをみるのなら、ゼロの状態でいくのもいいと思う。

ただ、あたらしい仕事とか、学びとか、ああそうだ、旅行とか、なんでもいいのだけど、何かちょっとでも「向き合いたい」何かに対しては、真っ白まっさらのところに点々がいっぱいできていくよりも、枠なり基準点なり中心線なりがあると、ぽつっと降ってきた点がもつ意味とか働きとかが捉えやすい。それは、「英語」というものごとひとつにとってもそうだし、もっと視野を広げると、今度はその「英語」がいっこの点になっていて、何かストーリーが見えると思う。そうやって、ときどきちょっとズームアウトしたり高く跳んだりして、「ああ、そうなってるのか」と相対的に見ることで、自分が次にどう動きたいのか・動けばいいのかが見えやすくなる。

ようこさんにシェアしてもらった、伊藤穣一さんのTED Talk。
印象に残ったことをのこしておくと、Leaning over Education、自ら学ぶこと、学び方を知ること。Even though the world is extremely complicated, what you need to do is very simple(世界は複雑だけど、やるべきことはとてもシンプル)。”super present”であること(super presentって何だか言葉として好き)。「今さえよければ」という刹那主義ではなくて、動いて調整しての繰り返しでいいのだということかなと、自分の背中が押されるように解釈した。What you need to do is really simple: focus on being connected, always learning, fully aware, and super present.