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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

Random Notes in March2019.03.09

3月に入って、少しずつ動きが出てきました。
体の方は急に毒出しというか、今まで軽かった花粉症の重篤化(まだ認めたくない)と数年ぶりの偏頭痛(本当に何もできなくなるので辛い)のダブルパンチで参ったけど。

一つはact。
次の展示に向けて、何ができるか。
全員がそれぞれの得意なことを活かしながら、おもしろい世界が作れるような気がしています。actでやるからこそ、自分の何かを殺して「嫌なこと」をせずにできると言えたらいいな。

翻訳で一つ大きな自信というか、続けていいよ、と言われたようなこと。
詩人のウチダゴウさんが、私と訳した詩をスコットランドで(しかも大学院の授業で)読んで、とてもいい時間になったと話が聞けて、ほんとうに安堵しました。もちろんゴウさんの詩の力、朗読の力、Willのチェックのおかげもあるので、私の英訳が負うのはその一部なんだけど、訳したものが(しかも詩)ちゃんと届いたというのは、これ以上ない誉れ。約2年前、思い切って22篇の詩の訳を投げてくれたことに感謝です。一つ拠りどころはできたけど、それでも「こっちの方がいいんじゃない?」とより良い表現を出される可能性はあるだろうな、とも思う。甘んじず、追い求めていく力をいただきました。

前に書いた『「!」と思ったこと』とは何であったか…記憶が遠い。
近藤聡乃さんと柴田元幸さんが二人とも「外国語と想像力」についての話をしていて、思ったんだよ。。私たちは「キャッチした情報」と「想像」と、両方あって「理解」していて、それがESSや翻訳、ひいては私が表現したいことに通じている気がしたような。

ESSも、どうするのが一番いいのかずっと模索。
「ルール」や「勉強の仕方」も要素ではあるけど、それぞれに違う興味を次に繋げること、おもしろさを感じてもらえることが続ける動機になるのかな。私の「外国語を学ぶこと」に対する愛を見せることか、と、これもゴウさんとの会話から。「正解」「決まり」があるのがよかったり悪かったり。「勉強」のイメージとの闘い。