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PINE TREE TRANSLATION

Diary

 

赤井稚佳さんに会ったこと・浩伺さんたちのトーク2016.10.02

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去年の夏にSu-の角谷さんから紹介してもらって
英訳させていただいた「Bookworm House & Other Assorted Book Illustrations By Chika Akai」の作者、赤井稚佳さんの個展がiTohenで開催されていて、やっと訪れたご挨拶の機会を逃すまいと、緊張しながらもお会いしに行ってきました。

とってもウェルカミングでチャーミングで、また「こんな風になれたらいいなあ」という人に出会った感じでした。英訳も褒めていただいて、安心したと同時に、またそう言ってもらえるようないい文章を作りたいなあと、純粋な欲が出て嬉しかった。

赤井さんのブックカバーのイラストは、本物の本を見るよりも、「読んでみたい」という気持ちにさせてくれるなあと、またじわじわ。

あとは、身だしなみとかの大切さ・楽しさも教えてもらった感じ。身の丈にあったものを、とは思うけどやっぱり自分をcheer upするものって大事だ〜

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夕方からは、浩伺さん・河上さん、そして国立国際美術館の学芸員、福元さんのトークを聞きに(進行は林さん)ラガルリへ。わこちんがヒロフミフジタのバイトを引き受けてくれたおかげでいけました。

福元さんは、米井先生を思い出させる感じで、
「答えを持っていなくても良くて、『問い』をもっていることが大事」
ということばも、皆が感じているであろう安心感も米井先生のそれのようでした。
(福元さんの方がまだ全然若いのだけど)

「自由」「自由であること」についての話は、
わたしがやっていることも改めて考えるキーワードにもなって
胸が脳みそが、そわそわする感じでした。

まだぜんぜんまとまらないけど
私の場合は
「言語」という制約の中の自由や発見を
たぶん人より少し知っていて
その安心感や楽しさを伝えられたらと思ってるのかなと

「話せる」「使える」って何だよというか
話せることや使えることが楽しいと思っているわけではなくて
(もちろん、違う国の人と意思疎通が図れる、という良さは大いにあるのだけど)
いわゆるコミュニケーション手段としての英語はおまけであって
楽しいのはその過程 やっぱり発見がおもしろいのかな
その結果ツールとしての英語も 何かしらついてくるし

展示の依頼がなくなっても 今まで通り描き続けると思う

という浩伺さんのことばは
わたしもそうするだろうなと
(というか、そうできるようにはする)
思ったのでした。